第七十三話 俺の家族の話
こんばんワイパー
33歳男性です。
タイトルの画像は関係ありません。
今日は俺の家族の話をします。
去年の今頃は鹿児島の知覧特攻平和会館に行って
特攻隊員たちの手紙にひとめも憚らずに涙しましたが
今日はお家で一人でポケ〜っとしてるとなんだかとっても
悲しい気分になっちゃいました。
6連休だったんだしどっかいけば良かったぜ。
話がそれた。俺の家族の話をしよう。
俺の家族
俺は3人兄弟(男、男、男)の3番目だ。
兄とは7つと5つ離れている。
田舎に生まれて田舎に育った。
じいちゃんがいて、ばあちゃんがいて、両親がいた。
幼い頃はさほど家族仲も悪くもなく
夜の食卓は全員で囲んだ。
祖母が死に、祖父が死に、
今は家族が5人となった。
次兄は結婚して家族を持った。
妻がいて、子供がいて、今はもう一人お腹にいるらしい。
俺も一度は家族を持った。
妻がいたし、子供がいた(仮)
しかし離婚している。
それはそれでいい。
人生は色々ある。色々あった。
後悔もないしこの先の人生を楽しもうとも思っている。
それはそれでいい。
しかし長兄は未だ独身であり、
尚且つ悩みの種なのである。
世間はお盆。
13日はみんなでお墓参りに行ったり
あるいは親戚がたくさん集まったり
なんて人が多いだろう。
いいよね。
いいよな。
俺も集まりたいのだ。
次兄家族や長兄と実家に集まったりしたいのだ!
なのに!
家で一人で黙々と半額弁当を食べて
なんだか切なくなってこんな日記を書いている。
なぜか!
それは悩みの種である長兄のせいなのだ。
悩みの種の長兄は未だ結婚もしていなければ
実家を出てもいない。
それだけならまだいい。
ちょっと頭がおかしいのである。
次兄の結婚式には出ず、祖父の葬式にも出なかった。
次兄と俺への嫉妬のあまり頭がおかしくなってしまい、
俺と次兄が実家へ寄ったりして帰った後にそれがわかると
たちまち怒り狂い壁を殴りつけたりする。
(意味がわからないだろう。俺もわからない。)
なので実家へ迂闊に帰ることができないのである。
数々の悪行を働いたが、ようやくまともになり
親孝行をしたいと考えているのだが実家へ帰ることができないのである。
そんなの歩み寄れば良くない?
と人は言う。
全然俺は歩み寄れる。
次男もそうである。
だが肝心の長男が全くダメなので
全く歩み寄ることなどできないのである。
そもそも何に対してそんなにキレてるのかさっぱり理解不能なのだ。
もう40にもなるおっさんが家族と歩み寄ることすらできないのである。
でもよくよく考えてみれば
北斗の長兄ラオウは師父リュウケンをぶち殺してるし
次兄トキや末弟ケンシロウとも歩み寄ることはできなかった。
(拳を交えて初めてわかり合った)
兄弟というものはそういうものなのかもしれない。
でも、年老いていく両親のこととかどうするんだろう。
どうすればいいんだろう。
と考えてしまうことがこのところある。
このままでは両親が死んでも葬式すらあげることができない、
(というより死んだという事実すらわからない)
可能性すらある。
家族仲って大事だよ。
みなさん、家族は大切にしましょう。
おしまい。