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【今週の相場観】33年8ヶ月ぶりのバブル後最高値更新も先行きは不透明?円高or円安?(2023.11.25)

こんにちは、だいちゃそです。

先週の記事で言ったとおり、今週は少しだけ米国株ETFを利確しました。

株は買い時を間違えなければ勝ちやすくなりますが、買い時よりも難しいのが「売り時」だったりします。

下がっている時には「ここが底になるかもしれない」という期待で損切りすることができません。
上がっている時には「ここからまだ上がるかもしれない」という期待で利確をすることができません。

きっと多くの投資家がこうした自分自身の気持ちと戦っていることと思います。
自分自身も相場の動向を見てはこうした感情が出てきます。

私は「株はメンタルが9割」と考えていますが、そのことについてはまた記事を改めて書いていきたいと思います。

さて、ということで今週も相場観を見てきましょう。


バブル後最高値を一時更新も・・・

日経平均は先週末の終値33,585.20円から33,625.53円とほぼ変わらずでした。

20日月曜日には33,853.46円と1990年3月以来33年8ヶ月ぶりの高値となり、バブル後最高値を更新しましたが、上昇一巡後は利益確定売りとなりました。

その後22日水曜日には33,182.99円と為替が円高に触れた影響で少し下げましたが、金曜日には持ち直して終わりました。

今年の日経平均は好調を維持しているので、この後の34,000円を超えていくようなことがあればまだまだ上昇余地があると考えています。

逆に下げるような場面が来れば、打診で買いも入れつつ底を探っていきたいところですね。

NASDAQ(月足・週足・日足)

それでは、NASDAQのチャートから来週の相場観を探っていきましょう。

NASDAQは先週末から1%弱ほど上昇しましたが、ほぼ変わらずの状況。
短期RCI(赤)の下落の傾きが緩やかになってきたので、もしかするとまた上昇局面が来るかもしれません。
ただ、今はまだ積極的な買いは入れずに相場を見守った方が良さそうに感じます。

こちらは週足。

節目の14,500を意識してチャートを見ると、やはり少し上昇にブレーキがかかったように見えますね。

もし14,500で一旦下落局面に入るなら、13,000くらいで長期移動平均線(青)にタッチする時が一つの買い時となりそうです。

最後に日足です。

日足はいよい短期RCI(赤)が下方向に向きました。
まだ方向感は定まっていない感じなので、このまま100に張り付く可能性がありますが、一時的な下落にも注意しておいて損はないでしょう。

もし下落するようなことがあれば、長期RCI(緑)も見つつ買い時を探って行きたいですね。

ドル円

前回の記事でドル円は下落注意と書きましたが、今週は一時的に147円まで下げる局面がありました。

今は持ち直して149円半ばまで戻ってきていますが、こちらもまだ下落に注意しておきたいところです。


来週の投資方針

各足のチャートからみた目線は以下のとおり。

月足:中立やや上目線。14,500ポイントに注目
週足:中立。上昇一服?14,500ポイントに注目
日足:中立やや下目線。下落がスタートしたら静観。
ドル円:戻り売りに注意

来週は「中立やや下目線」です。

全体的な相場観は上昇方向なのですが、短期的な下げには注意しておいた方がよさそうです。
下落局面が始まったらすぐに買いを入れるのではなく、少し落ち着くのを待つといいかもしれません。


ではまたっ!


※この記事は、著者個人の見解を示すものに過ぎません。株式投資は、様々なリスクを正しく認識した上で、あなた自身の判断と責任に基づいて行なってください。

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