IRIAMができるまで【②夢への挑戦一日目!一日企画合宿編】
前回の記事の続き。前回の記事の最後に、「つづく」と書いてはみたものの、全然続きの記事なんてのは書いていなかったので、ついさっき飲み終わってオフィスに戻って殴り書きで書きました。
前回の記事のあらすじ
一見無謀とも思えるバーチャルライブ配信アプリの構想をスタートさせ、0から素晴らしい仲間を集めていった。尊敬できるエンジニアの伊藤さん、デザイナーの坪田さんと運命的な出会いを重ね、やっとプロジェクトがスタートできる雰囲気がでてきた。
スーパースターは仲間集めも超上手い
伊藤さんと坪田さんは協力してくれることになったものの、このサービスを作るには人的リソースが足りなすぎる。そんな課題に直面した僕は、二人にこんなお願いをした。
「なんとかメンバーを集めてもらえませんか?!宜しくお願いします!!」
自分で言っておいてなんだが、オーダーが雑すぎる笑。ただ、二人のすごいところは、この無理難題をいとも簡単に実行してしまうところだった。
・このサービスドメインとの相性の良さ
・コミュニケーション面での相性の良さ
・技術面での相性の良さ
これら全てを考慮した上で、会社やサービスにフィットする仲間をみるみるうちに集めてくれた。おそらく伊藤さんと坪田さんのジョインが決まってから丁度1カ月後くらいだったと思う。この一カ月で協力メンバーは10人弱に増え、2月18日(日)の朝から、サービスの企画会議をメンバー全員で集まって実施した。超超超特急で各々が良いと思うメンバーを集めたので、10人ほとんどが僕以外とは初対面といっても過言ではないカオスな状況だった。(僕も初対面の人がいるくらいカオス)そんなカオスな状況なので、自己紹介から企画会議が始まる。企画会議が自己紹介から始まっていいのか??こんな即興で作ったメンバーでお互いの個性も知らず、そもそもどうやってサービスを作っていくんだ??わくわくとは裏腹に激しい不安もあった。サービス開発経験のまったくない僕からすると、ものが完成するイメージは正直1%もなかった。
企画会議がスタート
自己紹介後、手探りながらも伊藤さん、坪田さんを中心に会議を進めていく。伊藤さんが技術まわりの話、坪田さんがデザインまわりの話、そして僕がサービスの根本や思想、ユーザー体験はこうあるべきだ。みたいな話をしていった。話し合うこと約6時間。だんだんとサービスの概要やリリースまでのイメージが固まっていった。
・話し合いの中で埋まっていくホワイトボード
・昼に食べたピザが懐かしい
僕はほぼサービスの開発経験がないので何とも言えない部分もあるが、寄せ集めの(もちろん個のスキルは高い)メンバーでほぼ初対面、サービスイメージの共有すらほぼ事前に出来ていない中で、ぱっと1日集まって、僕の脳内にあった未来図が言語化され、文字やイラストに落とし込まれていく過程に衝撃を受け、感動したのを覚えている。今振り返ると、結局この日の6時間で話し合ったことがほぼ全てで、8カ月経った今リリースされたものと照らし合わせても、当初の予定と大きく変わっていることがあまりないことがすごく不思議で、この日議論したことの精度はかなり高いレベルだったんだなと思う。
衝撃の画像
そして一番驚いたのはこの画像。この記事を書いているとき、2月18日に撮影した画像を探していたらでてきたもの。
驚く点は2つ。
1つ目は、この画像は坪田さんから2月18日の21時に送られてきているということ。18時くらいまで企画会議をしていたので、会議終了後数時間でこの資料があがってきた。休日の一日企画会議後なのにこのスピード感。坪田さんへのリスペクトと、サービス完成への期待が、プロジェクト始動一日目にして高まった、僕の中では非常に印象深い出来事だった。
そして2つ目。
リリース予定日が9月末に設定されていること。決して余裕をもって設定したスケジュールではない。サービス開発経験がある人はわかると思うが、世の中にスケジュール通りリリース出来るサービスはそう多くはない。そんな中、僕たちは誤差1週間以内の10月4日にリリースをしている。素晴らしいスケジューリング設定・管理はもちろんのこと、メンバー全員がどれだけタフに、情熱をもってサービスを開発していたかがよくわかる。
みんな本当にありがとう!
つづく
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