血筋の科学
〜ちまたでよく聞く『三代に1人は変なの』というのは本当なのか?
私の実家に曽祖母(ヒイオバア)の遺影が掲げられています。
が、
曽祖父(ヒイオジイ)のは掲げられていません。子供の頃、親にどうして無いのか尋ねてみたところ驚愕の事実を聞かされました。
元々、ウチの先祖は相当な山持ちだったそうです。
が、
そのヒイオジイはどうしようもない遊び人だったらしく、大酒飲みのギャンブル狂いで借金を作っては山を売り、山を売ってはギャンブルに興じる を繰り返し、全部売りきってしまったそうです。
気丈で働きものだったらしいヒイオバアも我慢の限界を超えてしまい、キレて家から追い出したということでした。
どおりで遺影がないわけです。
そんなヒイオジイの息子に当たる祖父(オジイ)ですが、それはそれはマジメで二重丸優等生だったそうです。
後に、その地元では皆が知ることとなる企業の創業時の中核として専務を立派に勤めたと聞いてます。
そんなオジイの息子にあたる父(オトン)は、幼少期は多少ヤンチャであったと聞いてますが、成績はこれまた二重丸優等生で、オジイが創った会社より規模の大きな会社に勤め、副社長にまで上り詰めました。
社会的地位としてはオジイを超えちゃいました。
肩書きで人を評価するべきで無い云々とか色々あるでしょうけど、その話はちょっと置いといて、一般的に立派といわれる人材が二代続きました。
そして、さあ、やって来ました!
三代目の長男:おぼっちゃまにあたるのが私です!!
・・・・・・・・・ 。
ということで、『 三代に1人は変なの』というのは本当だということを、私とヒイオジイが身を持って証明することとなりました。
そうか!
俺はそういう星の下で生まれて来ていたのだ!!
パッとしない人生(※)はそのせいなのだ!!!
なーんて考えると気が楽になりますね。
悩んだ時は環境のせいにして逃げましょう!
とんでもないヒイオジイは、私に最高の言い訳を与えてくれました。
会ったこともないヒイオジイのこと考えてると何か笑けてきます。
あらゆる悩みはヒイオジイが消し去ってくれました。
で、我が子は安泰です!!
※ちなみに私がパッとしないことを証明する重要な証拠資料はこちら(マル秘)
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血筋の科学②
〜人類みな兄弟!(このフレーズはパクリです。悪しからず ご了承ください。)
ヒイオジイがどんな悪党であったとしても、存在してくれてなければ私はこの世に生を受けることは無かった と思うと、感謝せざるを得ないですね。
その代では、そのヒイオジイ含めヒイオジイにあたる人が4人、ヒイオバアにあたる人が4人、合計8人に感謝です。
その前の代で16人
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10代前でヒィヒィヒィヒィヒィヒィヒィヒィオジイが512人
ヒィヒィヒィヒィヒィヒィヒィヒィオバアが512人 計1024人
親も含め全世代ツゴウ2046 人 ! 1人でも欠けると私の存在は無かったということです。
今生きてるだけで奇跡ですね
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そして20代前ともなると100万人を超えてしまいます。
ということですよね?間違ってます? この計算 合ってるのかな。ちょっと信じがたい数字なのですが。
まあ、どうでもいいですよね。
間違いなく言えることとして、皆さまと私は遠ーーーい親戚のようです。
皆さまどうしもそうです。