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『研究者のための生成AI活用セミナー』を開催しました!
こんにちは。
東京大学医学部を卒業後、医師かつ脳神経科学や人工知能の研究をしている紺野大地と申します。
2024年6月21日&23日に、
『研究者のための生成AI活用セミナー』を開催しました。
計600人以上もの方に参加いただき、平均満足度は5点満点中4.6点(4 or 5点が95.2%)と、
非常に高い評価をいただくことができました!🎉
参加いただいた皆さん、本当にありがとうございました。
こちら、600人以上もの研究者に参加頂きました!🎉
— Daichi Konno / 紺野 大地 (@_daichikonno) June 24, 2024
数ヶ月後には内容が数割変わりそうなので、いずれアップデート版も開催できればと思います。
今後も「科学研究への生成AIの活用」を発信していくので、よろしくお願いします!
(研究室や企業単位の講演も承るので、お気軽にご連絡ください🙇) https://t.co/UtezwSrdvz
![](https://assets.st-note.com/img/1719564773035-BxTpyJ1seF.png?width=1200)
セミナーを終えた率直な感想として、
「生成AIは科学研究に革命を起こす」
という思いが、より確信に近いものになりました。
そこで、まだ記憶が新しいうちに、
セミナーで扱った内容
アンケート結果
生成AIは今後どのように科学研究を変えていくか
をまとめたいと思います。
(セミナー開催の経緯については、以下のnoteを参照ください。)
セミナーで扱った内容
セミナーの目次は以下の通りです。
![](https://assets.st-note.com/img/1719565008208-4jCYCYdgnh.png?width=1200)
特にインパクトがあった(と僕が考えている)のは、「4. データ解析」と「5. 論文・報告書(・申請書)作成」です。
事前に公開した以下のXポストで、
「生成AIで、既にここまでの事ができるのか!」
と衝撃を受けた方も多いのではないでしょうか。
セミナーでは、これらの具体的な方法についてライブでお伝えしました。
(なお参加後アンケートでは、「各ツールの使い方のライブ実演が本当に良かった」との感想を数多くいただきました。)
↓ 論文ドラフト作成が5分で終了する動画
【『研究者のための生成AI活用セミナー』見どころ①】
— Daichi Konno / 紺野 大地 (@_daichikonno) June 15, 2024
セミナー開催まであと1週間となりました!
「論文執筆」コーナーでは、添付動画のように5分で論文の下書きが終了する方法をお伝えする予定です!
研究の生産性が数倍どころじゃなく上がると思うので、ぜひご参加ください😊 https://t.co/UtezwSrdvz pic.twitter.com/W50iwsDf66
↓ ごく簡単な指示で、脳データ解析ができる動画
【『研究者のための生成AI活用セミナー』見どころ②】
— Daichi Konno / 紺野 大地 (@_daichikonno) June 16, 2024
「データ解析」コーナーではChatGPT-4oを活用したデータ解析について、詳しくお伝えします!
昨日の「論文執筆」と合わせ、研究の生産性が数倍どころじゃなく上がると思います。
開催まであと5日です。ぜひご登録ください!😊 https://t.co/UtezwSqFG1 pic.twitter.com/hghZmR13Ed
アンケート結果(抜粋)
上述の通り、セミナー全体の満足度は4.6/5点(4 or 5点が95.2%)とかなりの高評価をいただきました。
それだけでなく、
他の研究者に勧めたい・非常に勧めたい:4.51点(4 or 5点が91.3%)
説明が分かりやすかった・非常に分かりやすかった:4.76点(4 or 5点が98.5%)
と非常に高い評価をいただけたことを、とても嬉しく思います。
自由記述でも、
とてつもなく良かった
参加費に比べ破格
「科学研究に革命が起きる」という講師の発言が実感できた
など、本当にありがたい意見を数多くいただきました。
![](https://assets.st-note.com/img/1719567138349-5ep68FXQ2C.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1719567092772-GG77BPZgxA.png?width=1200)
一方で、
医学や生命科学研究には有用だが、文系研究者にとってはあまり役立たないツールも少なくなかった
進行スピードがやや早かった
など、貴重なご指摘もいくつかいただきました。
いただいた感想や指摘を元に、次回以降のセミナーをブラッシュアップして参ります。
生成AIは科学研究に革命を起こす
以下は、セミナーの最後に伝えたTake Home Messageです。
![](https://assets.st-note.com/img/1719566122203-hlNfi9hsAn.png?width=1200)
ここに書いた通り、私は「生成AIは科学研究に革命を起こす」と考えており、
生成AIを活用することで実際に私自身の研究の生産性は数倍になっています。
研究者は今後、上記で紹介したようなテクノロジーをバリバリ使いこなし、
「5分で論文の下書きを終える人たち」と競争しなければなりません。
すなわち、生成AIを使えないことが極めて大きなハンデになり得ます。
本セミナーを受講いただいた皆さんが、
「生成AIをバリバリ使いこなし、研究の生産性を大きく上げる」
ことに貢献できたとしたら、それ以上に嬉しいことはありません。
以前のnoteにも書いた通り、本セミナーを開いた一番の目的は、
「より多くの研究者が生成AIを活用し、研究の効率を高めてもらうこと」でした。
私は科学や研究が大好きなので、
「このセミナーを通じて科学研究全体の発展が促進されること」や、
「生成AI活用により研究の生産性が大きく向上し、全研究者がより充実した研究者人生を送れるようになること」を心から願っています。
(生成AI活用により生まれた時間をプライベートに回し、人生全体の満足度を高める、という方向性も素晴らしいと思います!)
最後に
この分野は進歩が極めて早く、数ヶ月後には今回の内容の数割が時代遅れになる可能性が十分あります。
(その可能性の方が高いかもしれません。)
技術の動向を見ながら、また不定期でアップデート版を開催できればと考えています。
今回参加いただいた方も、そうでない方も、ぜひ次のセミナーでお会いできることを楽しみにしています!
サイエンス最高!!
研究室や企業単位での講演(有償)も承っております。
ご希望の方は、 media.daichikonno@gmail.com までお気軽にご連絡ください。