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34歳になり思うこと

こんにちは。東京大学医学部を卒業後、医師かつ脳神経科学や人工知能の研究をしている紺野大地と申します。

2025年2月9日で34歳になりました!
お祝いの言葉等をくださった皆さま、本当にありがとうございます。

この数年間、一貫して感じているのは以下の2つです。

  1. 息子の可愛さ

  2. 生成AIの進歩の凄まじさ

一見まったく関係がないように見えますが、自分の中では深く繋がっています。

まずは「2. 生成AIの進歩の凄まじさ」について。

先日、自分の普段の仕事をリストアップしたところ、既に3割くらいはAIが代替していることに気づき、改めて驚きました。
あと1-2年あれば、自分が普段行っている仕事の7-8割は代替できるようになるという確信があります。

さらに10年もあれば、科学研究そのものもかなり代替されそうです。

人類にはどのような恩恵があるでしょうか?

例えば高血圧に対して既存薬よりも効果が2倍で副作用が半分の薬を創れれば、それだけでノーベル賞級です。
これが糖尿病、脂質異常症、あらゆる種類のがん、…と続いていくでしょう。

現時点の科学水準でも自分はあと50年は生きる訳で、 その間にAIが上記のような科学研究に革命を「起こさない」未来はとても考えられません。

もはや我々は、最低でも120歳まで生きることを前提としたライフプランを立てるべきだと考えています。
(この予想は「最低限」であり、もっと延びる可能性の方が高いと考えています。)

AIの進歩により増えた時間を何に使うかを、我々1人1人が考えなければなりません。

個人的には「家族との時間」に使いたいという思いが強く、これが「1. 息子の可愛さ」と繋がってきます。

妻や息子、まだ見ぬ子ども・孫・ひ孫たちと最低でもあと85年も一緒にいれると考えると、嬉しさしかありません。

その他にも、最近は将来を見据えて以下のようなことに「AIの活用で浮いた時間」を投資しています。

-心身の健康
-家族との時間
-生きがい(研究、情報発信)
-良好な人間関係
(-金融資産)

数年前までは計画を立ててそれを1つずつ実現していくのが大好きでしたが、最近はAIの進歩が激しすぎて半年後の未来すら予測が困難な日々が続いています。

ようやく最近そのような状況にも慣れ、
「変化の荒波をうまく乗りこなしながら、日々を家族と楽しく生きること」を重視しつつあります。

今後も予想できない出来事がどんどん生じると思いますが、変化にワクワクしながら、楽しく健やかに日々を過ごしていければと考えています。

ではまた。

実家(山形県)の窓からの景色

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