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怖いぜ… 実力診断テスト振り返り(橋田歩果)

3. 橋田歩果(One Summer Night〜真夏の決心〜/カントリー・ガールズ)


病みつき、魔性の女、壺を買わせる。最後は少し過激な表現にもなりましたが、ワードで言うとこんなところです。

この子はハマり過ぎると本当に危険です。気付いたら同じFSKを120個くらい買っていることでしょう。

そんな橋田歩果ちゃんなんですが、今までに誰もやったことのないカントリー曲に挑戦しました。

セルフプロデュースが評価に大きく影響する実力診断テストでは、大概の子はかっこいい曲、歌が上手いと思わせる曲を選びます。今やそれが王道です。普通の選択肢です。

過去のベストパフォーマンス賞受賞曲を見ても、ガタメキラ、フィエスタフィエスタ、ギブミー愛と声を張り上げて声量をアピールできる楽曲が入って来ています。

今年もそれで石栗奏美んがベストパフォーマンス賞となりました。(リゾナント ブルー)

実力診断テストとはもはや、歌唱力の最も強い者が評価される舞台と化しています。

ウサギとカメのお話だと、圧倒的にカメ側の橋田ちゃん。でも彼女は知っているんです。ウサギは泳げないことを。

だからハマる人が続出するんでしょうね。会場の評価(得票数)は陸地で稼いだウサギの勝利ですが、本当の勝利とはデビューできるかどうかです。

海路に活躍の場を見いだすだけでなく、カメはカメなりにどう戦うかという戦力分析ができている。

今回披露したOne Summer Night〜真夏の決心〜の他に、恋泥棒、浮気なハニーパイが候補曲だったと言いますが、まずカントリーが私に似合う、他の人はあまりやらないだろう(できないだろう)というマーケティングが素晴らしい。

結局はオンリーワンの村田製作所が強いのです。

そして、その中から楽しい曲調の恋泥棒、刻むようなアップテンポのハニーパイを避けて(それらも良いんだけど)、ありのままの等身大な表現ができる本曲を選んでいるところにもブレインが光ります。

オタクのお知り合いさんが言われていましたが、梁川奈々美の声質とよく似ていたので、やなみんがもしあのままカントリーに残っていてこの曲を歌っていたら、という妄想ができたとのことです。

あくまで一オタクの妄想でしかありませんが、もしここまで予期してやっているのだとしたら、この子はとんでもなく大物です。

で、ですね、冒頭で申し上げました通り、この子の魅力は気付いたらハマってしまっている人が続出という現象なんです。

このご時世ですからあまり良い表現ではありませんが、彼女の凄さを表すためにあえて言いたい!

コロナよりも強い感染力があります。

橋田ちゃんを見た人がほとんどの確率でハマっていき、半ばそれを嘲笑していたであろう隣の客もハマっていきます。

本当に怖い。

研修生時代の西田汐里と近い雰囲気があると思っています。

かくいう私も、西田に魅せられたことがきっかけで研修生も現場に通うべきだと考えるようになった経緯があり、そのような意味で言うと橋田歩果に対しては少し感慨深く、また一度西田でハマり過ぎ現象を経験済みですので、橋田にハマっている方々を見ていると高みの見物といったような感覚にさえもなります。

そして何が怖いかって、一番人気!って感じが全く醸し出されていないところなんです。

ジワジワと広がっている。

西田も当時は表面上では圧倒的人気と言われていた山﨑夢羽を盾にして、2番人気の地位を堅くした実質の1番人気みたいなとこがありました。今思えば本当に憎かった。

橋田歩果、この子はやるでよ。

騙されやすい人は注意しましょうね。私も気を付けます。(いや、何に?)

なんか、橋田ちゃんアンチだと勘違いさせてしまうような文章になってしまいましたが、そのくらい彼女のパワーは大きい。それを言いたかっただけだぜ…。

てか、橋田ちゃんだけで一つの投稿になってしまったぜ…。

橋田ちゃんのことはそんなに推してはいないと思っていましたが、こんなにも語り上げてしまったぜ…。

私はもう、コロナになってしまったのかもしれません。

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