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「いい夫婦」になることはあきらめました。

はじめまして「死ぬまで新婚旅行」というキャッチコピーで活動していますタビワライフの大地と言います。

妻の涼と2015年に結婚して、今年で結婚6年目になります。

僕たちは新婚旅行で世界一周しようと2人とも結婚と同年に仕事を辞めて2人旅に出発しました。

そこから今日までの約5年間、国内外を暮らすように旅しています!

と言えば聞こえはいいのですが、「これからどう生きたいか?」という問いにずっと明確な答えを見つけられないままフラフラしているという方が正しいかもしれません。

いまは「バンライフ」という車を家のようにして使う暮らし方、旅の仕方にハマっています!

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世間的にはとっくに新婚さんではないと思いますが、いつまでも2人仲良くいたいという思いから、自分たちの中ではいまも新婚旅行中となっていますw


今回、このようなタイトルで自分の考えを文章に書き起こしているのは次の日曜日、11月22日(日)「いい夫婦の日」に開催されるオンラインイベント「いい夫婦フェス」に出演させていただくため「夫婦」に対するいまの自分の考えをまとめておこうと思ったためです。

2020:11:22いい夫婦フェス

イベントの詳細はこちらから↑


「いい夫婦」になることをあきらめた僕たちのこれまで
①いい夫婦になりたい期
②いい夫婦とは?悩み期
③いい夫婦をあきらめた期 (現在)


①いい夫婦になりたい期
結婚する前のまだ付き合っていた時期は2人とも仕事に遊びに予定をたくさん入れるタイプだったので、あまりデートなどをしていた記憶がありません。そのため共通の友人からは上手くいっていないと思われていました。

正直、自分もその当時は結婚するとは思っていませんでした。

しかし、何気なく涼が言った「世界一周ってよくない?」という言葉がきっかけで結婚しようということになりました。

(※このあたりを書くと長くなってしまうので割愛w)

そこから結婚したからには「いい夫婦」になりたい!という思いがどこからともなく自然と湧き上がってきたんだと思います。

結婚する前から同棲をしていたのですが、その頃からよく意見がぶつかることがありました。

お互いの意見がぶつかる

ケンカになる

相手を変えようとする

でも変えられない

またぶつかる

ケンカになる

相手のせいにする

なんでわかってくれないの?なんで理解できないの?
「わかってほしい!」
「理想であってほしい!」
「自分は悪くない!」

いい夫婦になりたい!と思っていたはずの結婚当初のこの時期は本当にケンカが多かったです。


②いい夫婦とは?悩み期
自分の中の一番身近でイメージしやすい夫婦というのは両親ではないでしょうか?

ただ、僕は小学生の時に母が他界しており、涼は母子家庭だったため「夫婦像」みたいなものが抜け落ちているのかもしれません。

小さい頃は仲の良さそうな友達のお父さんお母さんをうらやましく思っていました。

そのため、自分たちは「いい夫婦」になりたい!という思いが人一倍強かったのかもしれません。

ありがたいことに旅をしていると「時間」だけはたくさんありました。時間があると普段あまり考えないようなことも考えるんですね。

「人ってなんで生きているんだろう?」
「しあわせってなんだろうね?」
「世界ってめちゃくちゃ不思議じゃない?」

24時間、365日、トイレとお風呂の時間以外はほとんど一緒にいた僕たちはよくこんな話をしていました。

その中に「どんな夫婦になりたいか?」「いい夫婦ってなんだろう?」そんな疑問もありました。

これまでもたくさんケンカしました

なんでこんなにケンカするんだろう?
ケンカってめっちゃエネルギー使うじゃん

それでもわかってほしいと思う相手
ケンカしても一緒にいたいと思える人

どうでもいい相手ならどんなに楽か

もしかして「ケンカは良いもの?」
ケンカできる相手がいるって幸せじゃん?

日常生活を送る中でもケンカが多かった僕たちですが、旅という日々環境が変わる中でそのケンカの頻度は最高潮に達していました。

こうやって書くと旅中はケンカばっかりだったみたいになってしまいますが、めちゃくちゃ楽しかったです!でもケンカは日常茶飯事でもう何が原因でケンカしていたのか?わからなくなるくらい2人で向き合ってきました。

※旅先でケンカになるシュチュエーション Best3
1.道の迷ったとき 2.お腹すいたとき 3.ねむいとき

そしてたくさん意見をぶつけ合ってケンカした先にきっとお互いを真に理解し合えた「いい夫婦」があるのではないかとケンカを推奨し肯定していきました。


③いい夫婦をあきらめた期 (現在)
ここまで読んでいただき本当にありがとうございます。
しかし、大変申し訳ないのですが「いい夫婦」を目指すことを最近、あきらめてしまいました。

これまでお互いを分かり合うためにぶつかり合うケンカは「いい夫婦」になるために必要なものだ、良いものだと思ってたくさんケンカしてきました。

ただ、最近はあまりケンカにならなくなってしまいました。
涼との会話はいつも楽しく好きなのですが、この会話の流れはこのままいくとケンカになりそうだなと思うとお互いにその手前で切り替えてしまうことが多くなった気がします。

簡単にいうとケンカになるパターンがわかってしまったということです。

最初は新鮮だったものがパターンがわかってしまうと傾向と対策ができてしまい面白みに欠けてしまうみたいな。

そうしてケンカするとすごくエネルギーを使います。
そのエネルギーは2人が仲良くなる方向に使おう!最近はそんな感じです。

いい夫婦になるためにお互いの意見をぶつけ合ってきたのですが、24時間、365日、トイレとお風呂の時間以外はほとんど一緒にいた僕たちは結婚6年目にして「ケンカのネタ切れ」になってしまいました。

ケンカのネタ切れ…
これは良いことなのか?悪いことなのか?どっちにも捉えられそうですねw


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僕は最近「いい夫婦」になることをあきらめました。

あきらめるという言葉には良くないイメージがあるかもしれませんが、今回は「前向きなあきらめ」です。「積極的あきらめ」とでも言うのでしょうか。

個人的は感覚として夫婦として次のステージにレベルアップできた感覚です!

これまで繰り広げてきたお互いを真に理解するためのケンカの先にあったものは「違う人間」という答えでした。

そんなの当たり前でしょ!と自分でも書きながら思うのですが、「この人は特別な人で他の人とは違う…」なぜか妻の涼には自分の理想、勝手な期待を背負わせてしまっていたんだと思います。

「わかり合えるはずがない。だって違う人間だから。」

ちょっと冷たい言い方に聞こえるかもしれませんが、いまの僕のベースの考えはこんなところです。

その上で、もう一度わかり合う努力をしていきたい。
相手にわかってもらおうとするのではなく、まず自分がわかろうとする方向で。

いい夫婦である前に、1人の人として向き合う。
これからさらにお互いにとって居心地の良いパートナー、信頼できる仲間でありたい。

「いい夫婦」ではなく、
自分たちにとっての「最高の夫婦」を目指していきたい!

タビワライフ 大地

2020:11:22いい夫婦フェス



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