ボンゴレビアンコという和菓子の話
「人間は考える葦である」
哲学者ソクラテスの言葉だが、小さい頃の僕はアシってなんやねん、、アシとは全然ちゃうやろ!とか思っていた。
大人になってよく調べてみると
葦とは水辺に生える弱く細い草だという。
要するに
「人間は自然界では葦みたいに弱いよね〜
でも考えることができるから人間は偉いよ〜」
ということらしい。
例えばボンゴレビアンコがある
元亀二年(1571年)、室町時代の終わりに
ポルトガルの貿易商によって日本に伝えられた菓子を
オマージュして作られた長崎で有名な和菓子だ
嘘である。
ボンゴレビアンコ
本当は言わずと知れたパスタの名称だが
語尾にアンコが入っているおかげで和菓子なのでは無いか?と錯覚してしまう
さらにそれっぽい情報を重ねるといかにも本当っぽい文章が出来上がる。
仮にボンゴレビアンコというパスタを知らない人に
「ボンゴレビアンコって美味しいよねーアンコがたくさん入ってて甘くて美味しい!」と話をふる
そうするとその人はボンゴレビアンコって甘くてアンコが詰まった和菓子なんだ、、と嘘の学習をする
人は知らないものに直面した時
周りの情報を頼りにそれを推測しようとする
そのため無知な人ほど簡単に騙されてしまう
世の中には人を騙してお金を巻き上げようとする輩がごまんといる
騙されない、詐欺に遭わないためにもしっかりとした知識を身につける事は極めて重要である。
今日は1日風邪をひいて寝込んでいた
熱があると可笑しな夢を見る
今日は、電車の中で躾のなっていない子供にボンゴレビアンコって甘くて美味しい和菓子なんだぜ、、
と間違った情報を植え付ける夢であった
嫌な大人だ、、、
みんなはこんな大人になってはいけない
※人間は考える葦であるとは
ソクラテスではなく思想家パスカルの言葉
ソクラテスは「徳は知である」
という言葉を残している
正しい知識を持つことは徳である
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