プログラミングを勉強します59日目：200524

前回までの振り返り
■前回の外部設計
https://note.com/daichan_dream/n/n09f74decd548
■前回の内部設計
https://note.com/daichan_dream/n/n09f74decd548
■アウトプットイメージ
https://note.com/daichan_dream/n/n2ab044382c9b

昨日は下記サイトで学び直し8日目でした。
■Google Apps Script（GAS）入門
https://excel-ubara.com/apps_script1/GAS012.html
表中の指定した範囲のデータを一度すべて削除するというものでした。
getRange(開始行, 開始列, 行数, 列数).clearContent()
で範囲をしてする方法と削除を学べました。

今日も学び直しの続きをしていきます。
課題はスプレットシートの表に罫線を引く、セルの塗りつぶし
文字の大きさ、太さ、斜め字(イタリック)の設定です。
最終結果から載せていきます。

function sample13() {
 var sheet = SpreadsheetApp.getActiveSheet()
 var range
 
 range = sheet.getRange("B2:E12")
 range.setBorder(false, false, false, false, true, true, "black", 
　　　　　　　　　　　SpreadsheetApp.BorderStyle.DOTTED)
 range = sheet.getRange("B2:E2")
 range.setBorder(true, null, true, null, null, null)
 range = sheet.getRange("B12:E12")
 range.setBorder(null, null, true, null, null, null)
 range = sheet.getRange("B2:B12")
 range.setBorder(null, true, null, true, null, null)
 range = sheet.getRange("E2:E12")
 range.setBorder(null, null, null, true, null, null)
 
 range = sheet.getRange("B2:E2")
 range.setBackgroundRGB(128,128,128)
 range.setFontColor("white")
 range.setFontWeight("bold")
 range.setFontStyle("italic")
 range.setFontSize(12)
 
 range = sheet.getRange("B3:B12")
 range.setFontWeight("bold")
 range.setBackground("teal")
}

今日は実質１つずつの説明になります。
setBorder(false, false, false, false, true, true, "black",
　　　　SpreadsheetApp.BorderStyle.DOTTED)
は罫線を引くこと関してのメソッドになります。
setBorder(top, left, bottom, right, vertical, horizontal, color, style)が
原型です。更に分かりやすく書くと下記になります。
setBorder(上, 左, 下, 右, 垂直(複数行の場合の間にできる縦線),
　　　　　水平線(複数行の場合の間にできる), 罫線の色, 罫線の種類)
となります。
上記の場合はB2:E12において
setBorder(無, 無, 無, 無, 有, 有, 黒, 破線)つまり間にできる縦と横線に黒で
破線を入れるとなっています。
その次のsetBorder(true, null, true, null, null, null)は
setBorder(上, 左, 下, 右, 垂直, 水平線)を選んでデフォルトの設定を
入れてます。そのためB2:E2を上と下の罫線を引くとなっています。

次の塊の下記はB2:E2についてそれぞれ以下のようなことを
行うことを指示しています。
range = sheet.getRange("B2:E2")
range.setBackgroundRGB(128,128,128)：背景色の設定をグレーにする
range.setFontColor("white")：フォントの色を白にする
range.setFontWeight("bold")：フォントを太くする
range.setFontStyle("italic")：フォントを斜め字(イタリック)にする
range.setFontSize(12)　　：フォントを12ポイントにする

etBackgroundRGB、setFontColorといった色にまつわるものは
①カラー名 ②16進数 ③RGB値のどれかで指定しないとならないので
調べていれる必要がある。

最後の塊はB3:B12に関しての背景色と太字の設定名なので
前述と同じになります。

明日は複数のシートを扱うに関して進めていきたいと思います。
https://excel-ubara.com/apps_script1/GAS014.html