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やっぱりレコーディングは楽しい。ボーカルを召喚してレコーディングした時の記録①
気温が一気に下がってきました。
そして今年も残すところあとわずか。
いや、時間過ぎるの早すぎじゃね?
と、歳をとるごとに思います。
20代前半とかはもう時間が無限にあるかの如く浪費していたのに、今や時間がなさすぎる。
このまま何も残せないのではないのかと焦るばかりですが、焦るだけでは何も始まらんので記事も曲も書き続ける。
自分の足跡をしっかり残していこうではないか。
ということで、今回は自身のユニットで制作したオリジナル曲「足跡 -yell-」と「Sprout」をレコーディングした時のお話。
あ、ちなみにこれはまだコロナが登場する前のお話なのであらかじめご認識いただければと思います。
では早速参りましょう。
「足跡 -yell-」は、ユニット活動をする前から自分のストックとしてずっと大事に大事にしてたんですが、大事にしすぎて世に出すタイミングを見失っていた残念な状況でした。
ですが、ユニット活動が始まったこともあったので、ここで出さなきゃいつ出すんだということで「Sprout」とまとめてレコーディングしてリリースとか販売とかしちゃおうという方針に。
しかーし、僕とボーカルはなんといっても遠距離。
スケジュール合わせたりなんなりして着実にレコーディングに向けて準備をしたものの、スタジオに来てもらってレコーディングするまでに半年以上?かかった気がする。
今思っても何処の馬の骨かもわからん僕に音楽系SNS上で声かけられてそこから僕の曲の歌い手さんとして歌ってくれた上に、初対面でレコーディングするって...
ネット絡みの事件とかも起きてるので、警戒されてそもそも来てもらえないとかで計画が破綻することもありえますからねー。
よく来てくださいましたほんと。
レコーディング担当は僕の過去記事にちょろっと出てきたsibaです。
ボーカルにはレコーディング日に合わせて前乗りしてもらって、当日は午前中からガシガシレコーディングしていきましょって流れ。
もちろん遠方から来ていただくからには手厚く招待。
僕が手配したファーストクラスで最寄りの空港に来てもらい、sibaがリムジンで空港から僕の職場を経由してスタジオまで丁重に送る手筈。
とはならないのが現実。
普通にジェットスターだった気がします、はい。
リムジンもなく、乗用車です。
そんなこんなでごく一般的?な交通手段で来ていただいたわけです。
ジェットスター僕も乗ったことありますがちょっと身動き取りにくい感じがあるので大変だったろうなと。
今更だけど、ごめんよ。
クラスアップできるように頑張ります。
それはさておき、とうとうその日がやってきます。
僕はその日仕事だったので、なんともいえない緊張感を抱えたままひたすら定時退社することだけを考えました。
ちょっと残業してしまいましたが、仕事終わりに待ち合わせ場所に行くと、ボーカルを車に乗せてsibaが待っていました。
後部座席にボーカルが乗っているとのことで、恐る恐る反対側のドアを開けて乗車。
居たぁぁ.............
とりあえず場の空気が止まらないようにポーカーフェイスで挨拶かましましたがぎこちない。
とその時、ボーカルが照れ隠し的に強烈なパンチを僕の左腕に食らわせてきました。
これがまたあたりどころが悪かったのか、全治3週間の大怪我に。
そんなわけないです、すみません。
いたって軽ーいパンチでした。
気まずくならずに済んだしこのまま直帰モードかと思いきや、せっかくだしカラオケ行こう的なノリが発生。
実はsibaはこの時"きなしば"という、siba自身のユニットのボーカルも連れてきていました。
きなしば⬇︎
ちょっと待て、俺以外みんな歌うまやんけ。
『私以外歌が上手いの〜♪』
ゲスの曲が頭をよぎります。
せっかく初対面でなんとかその場をやり過ごせたと思ったのに、もはや逃げ場なくとうとうカラオケ現場に到着。
個室で4人入って歌わないという選択肢を与えられるはずもなく。
半ばヤケになりながらオケ大きめにして誤魔化し続け..,
確か時間もなかったし1時間くらいしかいなかったはずですが、そんな僕の事故現場を後にしてようやく帰路に。
帰宅後はボーカルと打ち合わせしたり曲について話したり。
やっぱり目の前に明確にやることがあるときのエネルギーはすごい。
有給使って5連休にして音楽漬けスケジュールにしたこともあってウキウキ。
そして翌日のレコーディングに胸躍らせながら眠りにつくのでした。
続く