お雑煮のお餅の食べ方(きな粉)
お正月と言えば!
お正月は、おせち、
そして、一緒に絶対必要なのが
お雑煮。
正月三が日は、
各地域、各家庭でおせち料理と共に、
独特のお雑煮が出されるかと思います。
我が家のお雑煮は、白味噌、合わせ味噌、お吸い物と三が日味を変えます。
それぞれの嫁いで来た嫁の実家の味を残して、具は、祝い大根、祝いにんじん、ごぼう、里芋、うすあげ、豆腐
そして、丸餅。
そしてそして、その丸餅は、
これ!「きな粉もち」にする。
普通のきな粉もちとは、違うよ。
我が家(奈良)では、
お雑煮に入っているお餅を取り出して、きな粉につけて食べる。
なんで?
・雑煮に入ってるのわざわざ出すの?
・なんか汚くない?
・きな粉もち食べたかったら、別に作ったらいいやん!
などなど
私もここ!同じ奈良市内ですが、
親の出先が違うと、
こーなる!!
現に我が家の実家では、
奈良市内の百姓の子の父は、
この雑煮から、とろとろ柔らかくなったお餅をきな粉にまぶして食べるのを見て、
ならまちが実家の(自分ではいいとこの子やったという)母は、
気持ち悪がっていた。。
私が今の家に嫁入りし、
初めてのお正月を迎える年末、お正月の買い出しの時、
きな粉を買って、義母と主人にびっくりされた!
「なんで、きな粉買ったん?」と、、
「えっ、なんでって?!
きな粉、絶対いるやん!」
嫁ぎ先は、
義母は、四国の出。
大お爺ちゃんは、吉野の人、、
義母が、嫁いで来た時、
お爺ちゃんがきな粉をつけた時、
ひっくり返るくらいびっくりし、
気持ち悪かったらしい!
それを、嫁いで来た嫁の私がするのだから、
すでに、
台所が義母の代に変わっていたので、
びっくりされた!のです。
案の定、義母や主人は気持ち悪いとか言って、
まったくお雑煮からのきな粉もちは、食べないけれど。
私の息子たちは、
生まれた時から出しているので、食べてます。
これが、当たり前。。
そして、お友達や知り合いのところに遊びにいくたび、
お正月の雑煮の、餅の話しで盛り上がり、
きな粉もちする派
しない派で
バトルが始まるのです。
(楽しいバトルですよ。そして、郷土の話にも話題が広がって)
そして、
昭和から平成、
令和と時代は移っても
これだけは譲れない!
「雑煮からのきな粉もち」
(その横で、やっぱりきな粉に見向きもしないで、
普通の雑煮の餅を食べてる主人がいる!)
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