自分がいつもしないこと、から見つけた幸せ

人間関係のゴタゴタが苦手だ。

だからそうなる前に逃げることにしている。

人に対してなんだかモヤモヤするなあって時は

その人から離れることで解決していた。

もちろん明らかな嫌悪を示すわけではないし、

話しかけられて無視するとかでもない。

ただ自分の心を開いて仲良くなることをやめる。

この間、いつもの私ならその人の前から逃げそうな出来事があった。

その日、私と彼女はお互いの「ここが気になるポイント」にふれてしまった。

気になるポイントってみんな違う。

気になったとしてもどこまでなら水に流せるかも、人それぞれ。

その時は、私のと彼女のとがぶつかって、双方水に流せるキャパを超えてしまっていた。

いつもの私なら、ぶつかった時点でどうやってフェードアウトをするかを考え始めている。

でも、彼女は久々に仲良くなれてよかったなと感じていた人だった。

少し時間をおいて、

このままはいやだなぁ、謝りたいという気持ちになった。

なんだか人に面と向かって「ごめんなさい、仲直りがしたいです」っていうのが久しぶりすぎて

どうやってやるんだっけ？と思ったし、

かなり緊張した。

話をして、謝って、仲直りもできた。

この出来事を経てもなお、彼女と近い関係でいられるということにうれしさを感じた。

とてもとても、うれしかった。

なんだか知らない世界を見ることができた感覚。

大人に近づくにつれて、私たちは行動パターンを固定化しすぎるのかもしれない。

気づかぬうちに自分の範囲を自分で狭めていた。

パターンから外れてみることは

新たな発見と幸せをもたらしてくれるのかな〜。

通学路を少し変えてみる、とかも

いいかもしれないね

おしまい。