ことばのちから
この間自分のアイデンティティを語る場があって
改めて私を私たらしめるもの、を考えていた。
そのときにふと気がついたんだけど、
「ことば」はどんな人でもその人のアイデンティティになる
と思った。
もちろん私もね。
私がこのnoteに書いていることば
ひとつひとつは私の経験が形づくったもの。
まさに私自身そのもので、
どんな方法よりも私を理解する鍵になると思う。
それを世界に大公開しているんだから
少し怖いことでもあるよね。
それから、ことばは
人を喜ばせることも、人の心をえぐることも
どっちもできる。
愛もヘイトも相手に伝える手段になる。
ある人からのことばが生きる意味にもなるし、
人を殺すこともできてしまう。
だからね、ことばってものすごい「ちから」があるな〜
って思ってたの。
でも最近ね、ことばの無力さも同時に感じていて。
その人に伝えたいこと、とても伝わってほしいことがあるのに
ことばにすると驚くほどに薄っぺらくて、
ウソくさくて、私の気持ちの1%も表せてなかった。
だから黙っていた。
諦めた、というよりも
そんなことばしか知らない自分を残念な人と思った。
でもこの無力感とはことばを使う限り
永遠と闘っていくべきなんだろうな。
もがいて、どうやったら伝わるのか模索して。
ことばのちから、無力さのどちらも
感じ続けていたい。
そうやって大人になっていきたい。
そんな宣言でした、
おしまい。
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