帰りのバス、勝手に涙が流れた
まつげにかけたパーマが落ちてきた。でももう、ずっと東京にいるのだからまたかけ直したらいいだけの話になってしまった。
たくさんの”愛されている人”に出会う旅だった。誰かが誰かを愛おしく見つめる、見守るそのやさしい気持ちをたくさん感じた。ずっと本当は涙が出そうだった。
私にとって「愛されている」というのはそんなに重要ではなくて、どちらかというと「愛してる」が伝わる方が大切だった。私を愛してくれている人は人生でふたりだけでじゅうぶん、なはずだったから。
でもこんな風に、自分が好きな人から大切にされたかったな、とこの4日間は何度も思った。そう思うことはちょっと悲しくて寂しいことな気がした。
私が大好きな人で、私をとてつもなく大切にしてくれる人といつかまた来たいな。ちょっとだけそんなことを思って、カレーがおいしかったとか泊まったホテルの内装がかわいいとか写真を送ってしまった。
この方たちは、「思わず愛してしまう」何か魅力がある。そこに住んでいる地元の人もふらっときた私たちのような人も、いつのまにかこの方たちを大好きになっている。そんな空気で満たされている場所はやさしかった。こんなに幸せなことはないな、と思った。
幸せをおすそわけしていただきました。みなさんありがとう。将来の話も恋愛の話もめっちゃ聞いてくれてありがとう。酔ってちょっとブレてる写真しかなくてごめんなさい。
そんな日々を一緒ににまにましてくれた(何よりとてつもない天候の中で自転車を漕ぎ続けた)こよみに感謝だよ。またふらりとどこかに行きましょう。
日常に戻ります、
おしまい。
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あ、いいなぁって写真をもっと撮れるようにがんばります🌱