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そのままの大仏

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心の中で思ったことをそのまま文章にしてしまった。ゆるさがポイント。
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帰りのバス、勝手に涙が流れた

まつげにかけたパーマが落ちてきた。でももう、ずっと東京にいるのだからまたかけ直したらいいだけの話になってしまった。 たくさんの”愛されている人”に出会う旅だった。誰かが誰かを愛おしく見つめる、見守るそのやさしい気持ちをたくさん感じた。ずっと本当は涙が出そうだった。 私にとって「愛されている」というのはそんなに重要ではなくて、どちらかというと「愛してる」が伝わる方が大切だった。私を愛してくれている人は人生でふたりだけでじゅうぶん、なはずだったから。 でもこんな風に、自分が

7/10週目、いきなりの振り返り

ズル休み 今朝、すごく授業に行きたくなくて、休んでしまおうかと考えていた。 私は一学期に一度だけズル休みをしてよい日を作ると決めている。 なんとなく行きたくなかったら、ただそれを理由にして(教授には適当な言い訳をする)休む。一日、別に何をするでもなく過ごす。 それを使うべきか、いや、でも今日くらいの気持ちの日はなんとか行けてしまうのでは…?と考えて結局授業5分前に部屋を出発した。(教室には5分で着く) このズル休みは私にとっての切り札。切り札があるから普段を大丈夫にでき

自分にプレゼント

愛しのPENさんは2年前のクリスマスプレゼント。 受験で心が荒んでいた11月を経て、少しだけ復活した12月の記念。 初めて自分自身に買ったプレゼントだった。 幡野広志さんという方がいる。 写真を撮って、たまに文章も書いている方。 心荒み真っ最中の私がこの記事の中に載っている。 「あの時の私」を撮っていただいた。うれしかった。 (心荒んでたわりに笑って写っているのが面白い笑) この時持っていたのは写ルンです。 自分のカメラを買うか迷っていた頃。 受験が終わっ

心が苦しくなるほど好きなもの

少し前、フィルムカメラが流行っていた。 写ルンですをコンビニでも売るようになるくらい。 私も流行りに乗った一人だ。好きなモデルさんがフィルムで撮った写真をインスタに載せてて、かわいくてかわいくて仕方なかった。 友達とディズニーに行った時に写ルンですデビューをした。 高校2年生の時だった。 でも何か大きな出来事を撮るよりも、日常をキリトルことにこの子は向いてる気がすると思った。 だから高校3年生の時は春・夏・秋・冬でそれぞれ1台つづ、普通の学校生活を撮っていた。