語学学校でのインターン中の生活とルームメイト。
私が経験したフィリピンでのインターン生活を綴っています🙏
私は日々、英語が出来なすぎることで、不安でアタフタしながらも、伝えなければいけない事は英語でなんと言うのか、嫌でも調べなければならない為、なにかと英語をスマホで調べる日々。
そしてどんどん鳴りまくるスマホ。
これでルームメイトも来たらメンタルグッタリなのではないか…と不安でした。
ルームメイトとは少しでも、初めから関係をうまく築きたいですし、部屋の使い方などスムーズに話し合いができるよう、
『最初の挨拶が肝心だ!』
と意気込み、ルームメイトへ、プレゼントに部屋の中で履くサンダルを買いました。
しかも可愛く挨拶のメモも添えて✨笑
そして私と色違いのオソロで。笑
他にも準備を進めました。
部屋に入った所の床に玄関マットを購入。
土足でもいいのですが、もしも床の汚れが多くなるとストレスになるな…と思い、土足禁止の気持ちも込めて、玄関マットも用意しました。
シャワー内に置いていた自分のシャンプーなどはカゴを用意し、シャワー室外に置いておく。
そして洗面台はとても小さく、物を置く台や棚もなかった為、壁にピタッとくっつけられる小さな台を買い、お互いの歯ブラシや歯磨き粉を置けるように設置してみたりと、準備万端。
私のルームメイトはベトナム出身の方と聞きました。
年齢は20代前半。
フィリピンの違う都市での留学経験あり。
日曜の朝8時頃に到着予定とのことで、ドキドキしながら待っていました。
すごく感じがいいわけではなかったですがハキハキしていて嫌な感じはしない方でした。
とりあえずホッ…😮💨
その時期に先にいたベトナムのインターン生が2週間後には母国に帰るため、新しいインターン生として、彼女は来ました。
さっそく私たちは自己紹介を済ませ、
彼女は着いて30分ぐらい、少しだけ荷解きした後、すぐにベトナムスタッフに呼ばれ、校内の案内や次の日の動き方など着いて早々に休む暇もなく、ベトナムのスタッフから説明をひたすら受けていました。
夜になり、部屋に戻ってきたルームメイトとお互いの生活スタイルについて話をしました。
•夜は何時頃に寝るか
•朝は何時に起きるのか
•朝ごはんは食べるのか
•エアコンの温度はどのくらいがいいのか
ここは結構重要で、留学でもよくあることなのですが相部屋だと、
《23時頃に寝たいからその後は電気を消したい》
《夜は友達と話してから、または勉強してから部屋に戻るから23時頃からシャワーに入る》
《夜は部屋で勉強するから静かにしてほしい》
《朝は朝ごはん食べないし、ギリギリまで寝てるからカーテン開けて欲しくない》
《朝にシャワー浴びる派》
《エアコンの設定温度はどのくらいなのか》
《エアコンはどのくらい付けたいor消したい》
などなど、生活スタイルが様々な為、自分の留学中も色んな生徒から不平不満や揉め事を聞いていました。(私は共同生活が耐えられないだろうと思い、留学中は1人部屋にしました)、生活スタイルについては先に話しておかないとな、相手のことを先に理解する必要があるなと、色々と質問しました。
聞いた所、
•寝る時間は22時くらいか23時までには寝たい。
•夜にシャワー入る
•朝ごはんは食べる
•エアコンは寝苦しいのがツラいので付けたい
との事。
ほぼ私と同じスタイル!!
良かった…
寝る時間がかなり違うと電気や物音、エアコンの問題は本当に本当によくある揉め事で、これはのちにインターン中にもかなりの生徒達から相談を受け、生徒同士、険悪になり部屋の変更希望など多々ありました。
特に問題ない部屋は本当にペースが似てるか、どちらかが我慢してるということもあります。
国が違えば、部屋の使い方やトイレの使い方も違うので沢山揉め事を見てきました😅
私はルームメイトに、
『もしも私が先に寝ていた場合、あなたが勉強やシャワーで寝るのが遅くなったりしても、電気付けていていいし、ドライヤーも気にしないで使ってね。私はそれでも全然寝れるから』
と伝えてしました。
エアコンは寝る時は27度か28度がいいな、と伝えルームメイトもそのくらいがいいとの事だったので、エアコンの設定はその温度で寝ることにしました。
人によって、体温や体感温度に差があるため、国籍によってはアラブの生徒の方や、又は少し大柄な方などと同じ部屋になった方は寝る時にエアコン寒すぎる!!極寒で寝れない!!電気代かかりすぎる!!(語学学校の電気代は学校によってかなり差がありますが、割と高いのです😭)など…
またはエアコン付けると具合悪くなるので付けたくない!!電気代節約したい!!極力エアコンは付けないで!!という方もいます。
ですがエアコンがないと暑くて本当にサウナ状態なので、暑くても寒くても体調を崩しやすくなってしまい、実際に体調を崩し、また揉める…などなど。
エアコンに関してもルームメイトと同じ体感温度で本当に良かったと思いました。
ルームメイトは朝ごはんを食べに7時ちょうどに食堂へ行きます。
私はあえてずらし、7時25分頃に行きました。笑
そして朝食後、部屋に一旦戻り、歯を磨いて一緒にオフィスに向かう…という毎日になりました。
しかし、私にとって早速プチ悩みが…
それはルームメイトではなく、
朝ごはん食べてる時に生徒達がどんどん話しかけてくる!笑
質問や相談にどんどん来る!!
フィリピンの事や交通機関、休みの日についてのこと等はその場でサッと伝えられるのですが、何かパソコンで確認してからじゃないとわからない事だったり、上司や各部署へ一度確認しなければならない事なども多々あり、朝ごはんどころではありません。
しかも最初の頃は名前も顔も誰が誰だかわかりません。
各部署へ確認後、返答するにも私が他の業務で手が空いていなければすぐに伝えられない。
一日中どんどん生徒達が来て質問、相談など来る!!!笑
時間が足りない!!😱😱
そして私はインターン生なので留学生と同じく、授業が少しだけあります。
(学校によって受けられるコマ数が違います。だいたい2コマ〜4コマ。あまりよろしくない学校の場合、授業が受けられるはずのインターン生として入ったのに全く授業を受けられない学校もあります)
授業を数コマ受けられるという事で、その代わりに給料無し、部屋代、食事代は無料。
(微々たるお小遣いだけ貰えます。
インターン生は光熱費代、VISA延長代について、学校によって、自腹の学校もあります)
私が授業を出ている間もスマホは鳴りまくり、授業に集中出来ず、クラスから出てきたら生徒に探されていたり、授業中にスタッフに呼ばれたり目まぐるしく時間が過ぎました。
私にはまだ、何をどう答えるのが正解なのか、その相談に対し、どんな対応方法があるのかなど、ルールなどわからない事が多すぎて、てんてこまいになってしまいました。
初日の生徒へのオリエンテーションでは、
《留学なので英語でどの国籍のスタッフに聞いてもOK!》
《英語でどんどん質問したり、何かわからないことがあれば英語で質問してください!》
《英語に慣れましょう!》
※つねにレセプションにはフィリピン人スタッフがいます。
と伝えられてはいますが、やはり日本人スタッフがいるというメリットも込みでフィリピン留学を選ぶ方もいますし、海外に来る事も初めてという方も多く、何かあった時に日本語で細かいニュアンスで質問したい。伝えたい。という気持ちは私にもよく分かります。笑
そして私も日本語で返事が出来るため、むしろ日本語で言ってもらえてありがたかったという気持ちがあるのも確かです。笑
時期もありますが、フィリピン留学は日本人の生徒がかなりの割合を占めている時もあり、生徒達は日本語で細かく伝えたい!!日本人スタッフに聞いた方が早いだろう。
と、どんどん来るのです。笑
グッドタイミングだったのか、私がインターンで入った後、私がまだ色々とわからない時期に日本人の生徒が増え、半数以上が日本人になってしまいました。朝から『日本人が少ないと聞いたのに!』と不満を言って去っていく生徒もいます。
このてんてこまいを少しでもマシにするべく、私が取った作戦は、
朝ご飯を食べに行かない。笑
私は絶対朝ごはんは食べないとチカラが出ないのに…🥲
トホホ…😭
しかしこれを実行しなければ、
そもそも本当に食べてる場合じゃなくなってしまうのと、生徒も授業前に質問を!相談を!と張り切って来るので、時間が足りず、食後の歯磨きもしたいですし、なにより対応していたら私が遅刻してしまう!!😱
なので、朝食ナシ作戦後は出勤してから学校内の売店で小さいお菓子などを買って、小腹を満たします。笑
朝ごはんの時間について、ルームメイトに話したら、
『勤務時間外だし食事中だから、申し訳ないけどあとにしてもらえる?って言えばいいんじゃない?』
と言われましたが、授業前に何とか聞きたい!解決したい!と目の前に意気込んで来てしまった日本人への対応にそれは言えないな…と。
20年間の接客業の経験により、クレームなんぞ出させるもんか!と意地になっていたのもあります。笑
スタッフによっては食事中に遮ってまで、相談や質問をしてくるのは失礼なのではないか、いくら生徒でも食事中は良くない。と言うスタッフもいましたが、大金を払い、限られた時間で少しでも有意義に勉強を進めたい!と思う生徒の気持ちも考えると、初めはそのメリハリがうまく出来ませんでした。
そんな日々をアワアワしながらも、ルームメイトにはいつも助けられました。忙しい時は手伝ってくれますし、気遣ってくれますし、程よい距離感を保ってくれて、本当にいい出会いだったなと思います。
ルームメイトは毎日を一緒に過ごしますし、仕事でも部屋でも、学校内で缶詰め状態で過ごす相手ですし、相手によってストレス度合いが変わるので、楽しく過ごせたのもルームメイトが彼女だったからというのもあります。
そして朝ごはんは食べに行かない作戦を実行した私。
朝8時から対応したらいいよね、と思った私。
ここは海外だ!勤務時間にメリハリを!
なーんてカッコつけて思っちゃってみた私。笑
しかし、そんな考えは甘かったです。笑
相手は日本人。
対応の仕方は日本仕様。
もはやそこは海外ではありませんでした。笑
生徒達とは学校の専用LINEでのやり取りが出来るのですが、
私の姿を見つけられなければ早朝、夜中関係なく、LINEにどんどん連絡が入りました。笑
つづく