ある晴れた1日。

あけましておめでとうございます。

新年に、新しい気持ちで、新しい事を始める。
新年をリセットと捉え、それまでとは全く違った道をゼロから歩み始めるという人もいるでしょう。
その人にとって、今日はスタートライン。
過去の失敗や敗北も、この新しいレースでは関係がありません。

一方、新年を節目と考え、それまで積み重ねてきた努力の成果を確かめようとする人もいます。
その人にとっては、今日は中間地点。
これまで積み上げてきたものをさらに前へ進める契機となります。

同じ1月1日という日でも、その人の捉え方によって大きな差が生まれます。
今日という日を、また辛くて悲しい陰陰滅々とした日々の始まりと捉える人や、賽の河原で石を積む様な苦難の始まりの日と考える人もいるかもしれません。

同じ365日の中の24時間でも、我々の心の持ち様で全く違う1日となります。
その捉え方は咄嗟に生み出されるものではなく、これまで日々をどの様に生きてきたかの結晶として貴方の自我の中に生まれる「意志」という名の宝石の輝きによって変わります。

過去に囚われようと、全てを捨てて未来に賭けようと、結局の所、道を選ぶのは貴方自身でなければ主体性は発揮できません。
誰かの指示で動いていい様に利用されていては、いつまで経っても貴方は貴方の人生を生きれない。
踏み出すのか、さらに積み重ねるのか、その判断の自由は貴方に与えられた権利です。
人のせいにせず、全ては自分の意思による決断だと、
胸を張って言える、そんな誇りある人生を歩みたいものです。

良い一年を。