見出し画像

優しさで過去を振り返る。

おはようございます。

過去の失敗を思い出して、恥ずかしさと後悔で居ても立っても居られなくなる事、ありますね。

「何であんな事をしたんだろう」と過去の自分にほとほと嫌気がさして頭を抱える。現在の日々もその延長線上にある失敗の一部のように思えて、つまらなく感じてしまっていた時期が僕にもありました。

そんな時は、まず当時の「行動」ではなく「気持ち」を思い出してみましょう。
「何故その行動を選んだか」のより上流にある、「何を表現しようとして行動したか」を思い起こすのです。
失敗を単なる過去の過ちとして捉えるだけでなく、気持ちと行動の組み合わせのミスと捉えてみましょう。
すると、全てを間違った訳ではなく、当時の幼さや余裕の無さ、その場に対処できるほどの経験が無かった過去の自分が客観的に見えてきます。
そして、今の自分はその失敗を経験している。もし同様の状況に陥っても同じ轍は踏まない、少なくとも前回の事を踏まえた思考や行動が取れるはずです。

勿論、今回も同じ様に失敗するかもしれません。そして未来の貴方がそれを思い出してジタバタするかもしれません。
しかしそれでいいのです。その失敗を踏まえた未来の貴方は、今の貴方よりも更に経験値を得ています。
未来の自分は、今の自分より強くなっていると思えば今の失敗は無駄では無い。
つまり過去の失敗も未来の自分の為のもの。今の貴方が取るべき行動は、その失敗を未来に繋げる事であって、結論を急ぐ事ではありません。
経験を重ねながら、未来に向かってバトンを繋いでいく。その途中の困難や転倒もより強い自分を育む為の糧として捉える。
今の貴方の捉え方、つまり未来の貴方への繋ぎ方で、過去の貴方を「過ちを犯した大罪人」ではなく「成功を産み出すために挑戦した英雄」にする事もできます。

良い一日を。

いいなと思ったら応援しよう!