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傷つけるという行為

おはようございます。

人を傷つけるという行為は、力加減と現実に対する解釈のズレが原因である事が多い様に思います。

良かれと思ってとった行動が、
相手とのズレ
 相手の期待や距離感とズレていたため「傷つけた」事になってしまう。
自分とのズレ
 自分の意図していた事とズレていたため「傷つけた」事になってしまう。更にそれぞれの相性もあります。
同じ行動を他の人がとった場合には自分とはまた違う受け取られ方をされる事もあります。
どちらも同じ気持ちで同じ行動をとったのに、結果が人によって異なるのは、よくあることです。

「傷つけてやろう」という悪意を持って行動する人もいますが、それすらも、その人のコミュニケーションの手法が一般的なものとズレているだけで、その根本にある「人と接したい」という動機自体は同じかも知れません。
人同士の繋がりの中で生まれる傷ついた/傷つけたという心の傷害事件は、撫でたり摩ったりといったいつも行っている行為の力加減や角度を誤った為に起きてしまうケースが多いのではないでしょうか。

人に触れる事が怖くて、爪を剥ぎ取り指を切り落としたくなる気持ち、良く分かります。でも貴方の手が悪いのではありません。

手の使い方のせいで貴方自身が誤解され、人と接する資格のない人間と周囲は言ってくるでしょう。そして貴方自身もそれを認めるかも知れません。
しかし、握手の仕方やその時の表情、発する言葉を変える事でその状況は変わります。

貴方の手も、人と同じ形をしています。
もし違っていても、その手を好きな人は居ます。

良い1日を。

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