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【バイク入門】14_ジェットヘルメットを買ってみました。(OGK Kabuto:EXCEED-2)

こんにちは、Suzumuraです。

夏真っ盛り。

私が子供の頃は30度が盛夏の目安だったように思いますが、いまは35度を超える猛暑日が当たり前になり、夏好きな私でもさすがに厳しく感じる暑さが続いています。

さて、「06_バイク用品を選ぶ」でも触れましたが、私はWINS(ウインズ)の「A-FORCE RS」というフルフェイスヘルメットを愛用しています。

しかし、先日、猛暑日の長い渋滞にハマってしまい、あまりの暑さで耐えがたい息苦しさを感じ、また水分補給もてきずに身の危険を感じたので、試しにジェットヘルメットを購入してみることにしました。

当初、WINSも検討しましたが、せっかくなら別メーカーのヘルメットを試してみたかったので、今回は以前から憧れていたSHOEI(ショーエイ)と最近よく見かけるOGK Kabuto(オージーケー カブト)のジェットヘルメットを比較検討することにしました。


1.SHOEI「J-Cruse Ⅱ」

SHOEIには「J-FORCE Ⅳ」というジェットヘルメットもありますが、私はインナーバイザーが必須なので、インナーバイザー内蔵モデルである「J-Cruse Ⅱ」を検討しました。

さすが憧れのSHOEIだけあって、安全性(JIS規格)だけでなく見た目のデザイン性や内装の質感、各所のディティールの収まりも秀逸、眺めれば眺めるほど所有してみたい欲求が高まります。

ベンチレーションも前頭部に三箇所あり高い通風性能が期待できそうです。

また、フルフェイスモデルを検討した時にネックになったチンストライプも、こちらのモデルでは違和感なく装着することができました。

一方、気になった点は、兎にも角にも「価格」です。

メーカー希望小売価格が税込58,300円と、試しに買うにしては少々高すぎる印象です。

また、こちらのモデルには専用インカムマウント機構が備えられているのですが、私はインカムは使用せず、CIELの「ソロメイト」を愛用しているので、専用インカムマウント機構は私には無駄に感じてしまいました。

2.OGK Kabuto「EXCEED-2」

食わず嫌いと言いますか、これまで何となく敬遠してきたメーカーなのですが、各種レビューで高評価のコメントが多かったので「EXCEED-2」を検討しました。

改めて実物を手に取ってよく見てみると全体的なシルエットはシャープにまとめられており、SHOEIに負けず劣らず細部まで高いクオリティで作られていることがよくわかります。

特に、TEIJINの高機能素材を用いた「UV&IRカットシールド」には、太陽光の赤外線(IR)で発生する日射熱による温度上昇を抑制する熱線遮蔽性能があり、夏用のヘルメットにぴったりそうです。

さらに、価格もメーカー小売希望価格が税込36,300円と、SHOEIの「J-Cruse Ⅱ」と比べると同等のJIS規格ながら2万円以上も安く、高いコストパフォーマンスも魅力です。

3.実装レビュー

比較検討の結果、今回は私のニーズにより合致していたOGK Kabutoの「EXCEED-2」を購入することにしました。

購入店で採寸&フィッティングをお願いし、さっそく実装してバイクに乗ってきたので感想を記します。

(1)良かった点
まず、初めてのジェットヘルメットの「視野の広さ」に驚かれました。

口元がオープンになっているので、フルフェイス着用時は首を動かさないと見えなかった範囲も目線を変えるだけで十分です。

次に、フルフェイスと比較するとやはり口元を中心に風の流れを感じられること、そして、シールドを上げた時の開放感や水分補給のしやすさは夏場の大きなメリットです。

また、私はメガネを着用しているのですが、チークパッドがメガネに対応した形状になっているのも嬉しいポイント、メガネの装着もスムーズです。

メガネを着用したままヘルメットを外せるのもフルフェイスにはないジェットヘルメットならではのメリットです。

最後に、意外だったのは走行時の静音性の高さです。

高速道路の走行中でもソロメイトのカーナビ音声をしっかり聞き取ることができます。

正直なところ、WINSのフルフェイスヘルメットより静かに感じるくらいです。

(2)残念だった点
最も期待していた「UV&IRカットシールド」は遮熱効果を体感できるほどのものではなく、前頭部に二箇所あるベンチレーションの通風性能もいまひとつでした。

また、ソロメイトなどのスピーカーを装着すると、スピーカー部分が剥き出しのままです。

特に夏場はベタつきが気になるので、WINSのフルフェイスと同じようにチークパッドの一部がスピーカー部分を覆うような形状になっている方が望ましいと感じました。

最後に、シールドを下げた状態でのホールド感を重視してフィッティングしてもらったのですが、シールドを上げた状態で走るとヘルメットを持っていかれそうになる感覚が若干あるので、こちらはもう少し様子を見ながら、場合によっては改めてフィッティングを調整してもらおうと思っています。

4.まとめ

結論としては、総じて満足感の高い買い物となりました。

安全性を踏まえると「フルフェイスヘルメット一択!」と思っていた私ですが、ライディングウェアと同じようにヘルメットも季節に合わせて変更して乗車時の「快適性」を高める方が総合的な安全性を担保できる、という考え方に変わりました。

もしご質問などありましたらお気軽にコメント欄までお願いします。

皆さんが使用されているヘルメットについても、
色々と教えていただけると嬉しいです。

今回は以上になります。
では、また!


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錫斑 大_Dai SUZUMURA
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