黒単リアニメイト調整備忘録 Vol.5
黒単リアニメイトは素晴らしいぞっ!
2024年5月19日。
モダンホライゾン3発売前最後の中津レガシーです。
突然のステッカー&アトラクションの禁止もあり【ゴブリン】が大幅に弱体化することとなりました。
そんな環境もあってか今回は12名。
スイス4回戦にベスト4によるSEでした。
2024年5月19日中津レガシーの振り返り
・デッキリスト
・主な変更点
①《トーラックへの賛歌》の採用
かつてはレガシーを代表するハンデス呪文でしたが、最近は姿を減らしつつあります。『相手の手札を見ることが出来ない』『ランダムなので脅威を落とせるとは限らない』というデメリットはありますが、通れば確実に1:2交換できる強さは以前と変わりません。
1T目《思考囲い》、2T目《トーラックへの賛歌》と繋げられた時の快感は何物にも代えがたいものがありますね。
②《苦難の収穫者》の採用
ビッグスコアで登場した黒のカード。
魂力(という言葉は使われていませんが)で単体-2/-2修整。戦場に出た時は全体に-2/-2修整。本体は威迫を持った5/4。除去と攻め手を兼ねた新カードです。
今回は《不敬な教示者》を厚くとっている関係上、《敵対工作員》をインスタントタイミングで対処可能なカードをメインから入れておきたかったのでメイン採用です。
練習の際にはデルバーの盤面を綺麗にしてくれたり、中々に有用だったのですが今回は活躍の場は無く……。
③《最深の裏切り、アクロゾズ》の採用
攻撃誘発でハンデス。飛行・絆魂を持つ素出し可能な生物として1枚採用しました。欲を言えば執政官のように場に出た時にも仕事をして欲しい……。
《トーラックへの賛歌》を厚めにとった点からも分かる通り、今回は『意地でもリアニを通す』という前回のプランとは違い『ハンデスで相手の手札をボロボロにして、フィニッシャーで勝負を決める』という構築です。
・戦績
1R:スタイフルノート:××
以前はマーフォークを使っていた筈、との記憶を頼りにしていたら予想外のデッキ。対戦経験が無いことも響いて成すすべもなくやられました。
1G目はハンデス呪文をカウンターで弾かれながらも、何とかアトラクサを吊り上げるのに成功。しかし《激しい叱責》によりハンド補充は出来ず、挙句にバウンスされてしまい《濁浪の執政》に圧殺。
2G目は《謎めいた外套》の厄介さを理解しておらず、ハンデスで落とさなかった為に2/2がどんどん並んで敗北。2R:青単ハサミ:○○
ハンデスでカウンターやハサミを落とし、アトラクサを吊り上げて殴る。
シンプルな暴力で二連勝。3R:UBデスシャドウ:○○
シャドウは見てないけどショックランドだけじゃなく《通りの悪霊》もいたので多分シャドウ。
1G目は先手を取られた上に《悲嘆》《再活性》を決められたので敗けを覚悟していたのですが、お相手がこちらのカードを見誤って判断した為に《暗黒の儀式》《納墓》《再活性》が手札に残り後手番にアトラクサを釣って勝利。完全にお相手のミスに付け込んだラッキー。
2G目は《暗黒の儀式》を最大限に使って《オニキス教授》を盤面へ。惜しくも煙霧コンボは決まらなかったものの、《最深の裏切り、アクロゾズ》でライフを回復しながら殴りきって勝ち。4R:グリクシスデルバー:××
《思考囲い》がカウンターで弾かれ、《トーラックへの賛歌》が相手のスペルを落とすものの、その所為で墓地が肥えてしまい早々に《濁浪の執政》が着地。飛行5/5に4回殴られるゲームでした。
ハンデスしつつヘルムコンボを狙う展開。《虚空の力線》は引き込めなかったので《濁浪の執政》着地は止められず。相手の手札が減っていることに焦り「カウンターを引かれる前に!」と《ダウスィーの虚空歩き》と《helm of obedience》を出して起動出来ずにターンを返した結果、虚空歩きがソーサリーで除去られるというマヌケな展開に。
大人しく虚空歩きだけ出して1ターン待つべきだった。
スイスラウンド4回戦で2勝2敗。
《トーラックへの賛歌》を撃ってる時はスゴイ楽しかったのですが、戦績としては微妙な感じに。
やっぱりリアニにするなら前回のように振り切った方が良い感じですね。
もしくはリアニを補助にしてストンピィかスキャム寄せにした方がよさそうです。
・感想
リアニメイトに振り切るのか、コントロールやミッドレンジに寄せるのか。かなり大きくデッキの構築を考え直す必要がありそうですが、どうせモダンホライゾン3で環境は壊れるので、どっちにしてもどんなカードが出るか明らかになってからですね。