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面白いけど、、闇に引き込まれていくような小説 馳星周『不夜城』

行き場がないほど暗い気持ちになりました(^^;でも面白いんです

 舞台は新宿歌舞伎町(また?)、日本と台湾をルーツに持つ故売屋の劉 健一が主人公です。何が闇かというと、読み進めるほどその主人公が苦境というか、開けない方向に進んで行ってしまうのです。でもその選択はしょうがないといったことから、、

逃げ出せない、どうしようもない

 中国人の裏社会を故売屋として生きている健一ですが、昔の相棒である呉富春が歌舞伎町に現れて、、健一さんはどうしようもない状況に進んでしまいます、、、

 台湾系のドン、楊 偉民や上海マフィアの元 成貴など、、登場人物が黒すぎるんです、、

裏切られたら疑心暗鬼にも人間不信にもなりますよね

 嘘をつかれたり、裏切られたりすればそうなりますよね、、、そんな状況が続くので、読んでいるこちらも同じくどんよりしちゃいました、、

とはいえ面白くてついつい一気読みしちゃうんですけど(^^♪

 そんな状況で健一さんはどうなるのか、、、気持ちが軽い時にお薦めの本です(笑)                               続編として、「鎮魂歌―不夜城II」「長恨歌―不夜城 完結編」とつながります♪   金城武さん主演で映画化もされています♪


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