M&Aのご報告
「地方創生企業」イトイグループホールディングスにこの度、新たな企業が加わる事となりましたのでご報告いたします。
グループ企業として12社目に加わったのは、
札幌市の【柳原建設株式会社】。
1973年創業で、今回株式を取得した同じ札幌市の古木建設興業並びに丸宮藤田建設同様に札幌市の冬期除雪、維持関係業務、一般土木工事を請け負っている建設会社です。
今回、前社長である柳原啓二さん、そして奥様の美香さんとご縁がありグループにジョインして頂く事となりました。
私が代表取締役に就任し、古木建設興業の林取締役部長が同役員として就任をいたします。また、柳原さんご夫妻には執行役員として引き続き業務にあたって頂きます。
運は点を生む・縁は自ら創る。
基本的に信頼する方からM&Aのお話があったときに、まず私は必ずお話を聞かせて頂くことにしています。
これは、どのような案件(業種、規模、M&Aの方向性等)でもやり取りを進める中で、他社の状況(企業内外の状況、エリア的要素、業種の特徴や置かれている状況等)を知る事やM&Aに関わる様々な情報を処理し、自分なりにSWOT等をまとめ、事業計画を作り、企業としてどんな成果を生み出せるかを検討する事。また、リアルでライブ感のある問題点や課題感をインプットする事。自社との対比をすること等が「経営者としての学び」になるからであります。
作成した事業計画について会計参与や関係役員とも議論をする事、仲介の方との様々な折衝も余すところがなく大変な学びになる事ばかりですので。
そして、最終的にGO or ESCAPEを決断する。
ここは経営者として最大の学びどころです。
どちらにせよ真の学びはそこからはじまるのです。
「儲ける」ではなく「儲かる」
弊社のM&Aの方針は、それをする事で
「いくら儲けるか」
ではなく、企業理念である
「いいね」が
社員にとって、ステークホルダーにとって、地域にとってどれくらい生み出せるかにあります。
今回のM&Aでは、弊社が柳原建設を承継する事で柳原さんご夫妻が、既存の柳原建設の社員が、そして深く連携をとる間柄になる古木建設にとって、弊社のグループ全体にとって、
必ずたくさんの「いいねを生み出す戦いを始められる」
それが決断の最大の理由になりました。
我らが持つ経営ノウハウや現場力、バックオフィスの適正化、人材の最適配置による経営状況の改善、リソースシフトや新たな人財の獲得、お酒の強さと宴会での強さ。そして何より私の幼い頃からの盟友である林部長の成長がなされる事を確信した為に、今すぐに儲ける企業ではないが、そう遠くなく大きく幅広な意味で「儲かる」企業になるという経営判断でありました。
多才ではなく多彩を求めて
DIVERSITY MAKE US BETTER.
私達が掲げるテーマのひとつです。
大きさも硬さも異なる原石を「混ぜる」事でイトイGHDのカルチャーの中で磨かれて、ひとつの宝石としてオリジナルの色と輝きを放ち始めたら「任せる」へ。
【2033年グループ20社50億】の目標達成に向けて、多彩な人材と企業を弊社では探しております。一緒に「いいねを作りたいなー」とか、「一旗あげたいぜー」と思う方がいらっしゃいましたら弊社のSNSでもHPでも電話でも何でも結構です。お声がけくださいませ。
今後ともイトイグループHDを宜しくお願い申し上げます。
常連ファンの皆様、今回は残念ながら外れ回でしたが、先日、息子のスマホの検索履歴に「プライベートアガシ」という言葉を見つけ、何の事かと自分の携帯でググり直して以来ハングル文字の迷惑メールが止まらなくなった話は次回にしましょう。
※来年の社員旅行は韓国です。