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英語を学ぶなら非英語圏の方がいい

留学で英語を学びたい人へ。

海外で英語勉強するならどこに行きたいですか?
アメリカ、オーストラリア、カナダ、セブ、イギリス。
おそらく殆どの人がこれらの国を挙げるだろう。
でも僕はそうは思わなかった。
非英語圏の方が英語は伸びるんじゃないないかと考えた。
今回はなぜ僕がそう思ったかについて残そうと思う。

なぜ自分の意見が大多数と異なったかを自分なりに分析してみた。
自分の結論はゴールの設定が違うから。
多くの人はおそらく英語を話せるようになりたいから留学をするが僕は違う。
海外で働き文化を研究することが目的だ。
そしてその経験を糧に夢を叶える。
僕の夢について知りたい人はこちらをどうぞ。

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つまり英語という武器を得ることが最終目的ではなく、
英語という武器を自分で作って経験値を得ることが目標だ。
そうなると自然と留学場所も変わってくる。
留学を決意した後に行く場所を決める時のメモが残っていたので公開しよう。

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上にあげたような先進国とそれ以外の国ではメリット、デメリットが大きく分かれる。

まず僕が最初に考える基準にしたのは英語の質である。
現地の英語の質だけを求めるのならば、もちろんアメリカ。
語学学校に通うだろう。
発音も綺麗で、スラングとかも言えるようになりたいし、スタバでエスプレッソショットとかかっこよくカスタムとかしたい。
ただ、僕の目的に完璧な英語は必要ない。
英語はただの通過点でなければならない。
というか英語面でも金銭面でもアメリカには行けなかった。
最初からある程度の英語力が求められるため、toeic380の僕は門前払いだし、語学学校に強制連行だろう。何百万も払うほどのお金もない。
ただ僕の場合行けなかったより、行かなかった理由がある。
これは多くの人が心のどこかで分かっていながらも見落としてしまう罠なのだが、上にあげたような国は英語が第一言語なわけで自然と完璧な英語が求められる。
英語に自信があってもアメリカでいきなり働こうとする人は少ない。
もし運よく働けたとしても訛りがあればいじめられるかもしれない。
マシンガントークについていけないかもしれない。
そうやって大体の人は語学学校に行く。
そこで罠がある。
クラス分けだ。
白人は白人同士で固まってアジア人はアジア人同士で固まる。
しまいには日本人同士で固まる。
自分は英語を勉強するからには日本語に一切触れたくないくらいの気持ちでいた。
おそらく多くの人も最初はそうだろう。
ただ実際に行ってみるとみんなグループ作ってるのに浮いちゃうとか、話しかけてくれたのに無視は違うなという風に自然と補助輪がついてしまう。
そしてその友達という補助輪は大体外せない。
いくら環境が良い広く平らな土地があっても補助輪付きでは上達の上限がある。
別に友達を作ることは悪い事じゃないし、心の支えになったりどうしてもつらい時母国語が話せて分かってくれる、文化も同じ人がいることは海外で暮らすうえで間違いなくよりどころになるだろう。
ただ英語を学ぶということに関しては足かせになる場合も大いにある。
そうして得た英語の質に何百万という大金の価値はあるか。
日本でも得られるほどじゃないのかということを考えた時、英語=アメリカ、イギリス、セブ...etc ではなくなった。

次に僕が考えたのは学び方。
僕の場合は英語<経験だったので即インターンとして働ける環境を探した。
というか実践で使った方が英語の上達も早いんじゃないかとさえ考えていた。
なおかつ自分のやりたい宿泊施設の研究に合うようなところ。
自分の学びたいことは、経営システム、働き方の違い、考え方、価値観、食文化、宗教、おもてなしetc.
アメリカなどの先進国はもちろんテストがあるしだめだ。
それ以外。
新興国はどうか。
宗教も強く、食文化もある、成長率も観光としても申し分ない。
アフリカ、南米も魅力的だが観光面や宗教面で見るとアジアほど成熟してなかったり、文化も混沌としていない。
留学先を新興国に決めた。
非英語圏だ。
先にも述べたが英語圏の国は完璧な英語が求められるが、非英語圏はそうじゃない。
お互いに第2言語だからある程度意思疎通ができるし文法や発音のミスも気にしない。
そしてはったりも聞く。
Skypeの面接ではあらかじめ文を用意しておけば何とかなるし、英語喋れますって自信をもって言えばperfectとか言って大体インターンも受け入れてくれる。
こうして僕は最初に英語という武器を買うのではなく、
自分で経験値をためながら英語という武器を作っていく道を選んだ。

1年という限られた時間の中ではそっちの方が有効に時間を使える気がしたからだ。
最初こそボロボロの武器で戦うのは苦労すれど、
戦い方を学びながら武器を少しずつパワーアップさせた方が効率がいい。
その後ベトナムで最初の3週間ほどは地獄だったのは言うまでもないが。 

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結局何が言いたかったかというと、
留学で英語を学びたい人はこの問いに答えを出しといたほうがいい。

何のために英語を勉強したいのか。
わざわざ海外で学ぶ意味はあるか。
学び方は。実践、学校、オンライン。
どこの国で学びたいか。
その国を選ぶことで起こりうるメリットデメリットは。
費用対効果は。 

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次の記事では留学先の国選びの時に考えたことを書こうかな。 

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とある旅人(とあるヒモ)
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