Tiktok広告&Pangle_運用ポイントまとめ
■キャンペーン構造
・キャンペーンはPangle、Tiktokで分ける
└Pangle、tiktokでは、配信面もユーザー層も異なる。管理のしやすさ、最適化の偏り対策のためにも、必ずキャンペーン単位で分けておく。
・キャンペーン最適化、アドセット最適化は特徴を理解していればどちらでも可。
キャンペーン最適化を使用する場合
└キャンペーン最適化の場合は、最低3つ以上のアドセットを入れておく、アドセットが少ないと、最適化が機能せず、予算を消化されなくなるリスクあり。
└また、日予算拡大をする場合は、アドセットを複製するのではなく、キャンペーン単位で複製を行っていく。
└キャンペーン最適化であっても必要なCV数は広告セット単位で50CV。
アドセット最適化をする場合
└アドセット最適化を行う場合は、アドセット単位で50CVが必要になるため、複数個のアドセットを配信する場合は、初動から大きな金額を配信する必要がある。予算が限られている場合は多少のリスクあり。
└日予算を拡大する場合は、アドセット単位での複製を行う。
・設定する広告数
1アドセットにつき、3~5個が望ましい。日予算20万までは同時に配信する広告本数は3本で十分。20万以上から、5本ほど。
■キャンペーン設定
・入札単価戦略
最小単価入札。目標CPAを設定した場合、配信結果によって、急速にシュリンクされるリスクがある。
・日予算設定
目標CPAの10 倍ほどの数値。1週間で50CVを獲得することを目指す必要があるため。Tiktok、Pangleは1週間以降で、50CVない場合、シュリンクする恐れが生じる。また、一度シュリンクすると、再開させるのはかなり困難。
また、FBと同じで、日予算や目標CPAといった数値を大きく変更すると、最適化が崩れるリスクあり。拡大する場合は、1.3倍〜1.5倍ほどで拡大していく必要がある。
■運用手法
・Tiktok
広告での意識するポイント
流行に敏感な人や若年層が特に購入するため、基本的には値段や権威性、話題性などを押す。UGCや企画ものを意識し、「なんとなくすごそう、良さそう」といった浅い興味を惹き、購入に促す。
ガッツリ広告感を出さない。記事よりはアンケートの方がハマりやすかったりする。
PDCAの頻度
クリエイティブの枯れが早いため、Tiktok広告の場合は、最低1週間に一度。CVR判断で、悪いものを停止し、追加する。
CPAが高い場合はクリエイティブの変更で改善するが、予算が消化されなくなった場合は、アドセットもしくはキャンペーンの複製か作り直しを行う。
以前は15秒の短いものがはまりやすかったが、最近では1分の長いものも獲得が狙えている。直近のアップデートにより、Tiktokでも2分ほどの動画を入稿できるようにもなった。
PDCAの変更する場所
基本的には動画内のみ。テキスト、説明文はほとんど差は出ない。工数がかかるため、FVや動画内のテキストを変更するだけでもよし。
・Pangle
広告での意識するポイント
・ユーザー層は男性の方が65%と多めだが、40代の女性向けの商材が購入につながりやすい。
また、配信面があらゆるメディア面だったり、リワード面になっているため、Tiktokとは違って、ガッツリ広告感を押し出した方が相性がいい。
イメージとしてはテレビショッピング。
・また、動画の長さは30秒以内がおすすめ。31秒以上だと、動画リワード面への配信がほとんどされなくなり、ボリュームが減る。
・動画リワード面は、視聴がマストなので、基本的には30秒ギリギリの動画の方が良い。
・記事LPとの相性がいい。
PDCAの頻度
Tiktokほどのクリエイティブの枯れの早さはないため、最低10日に一度ほど。同じくCVR判断で、悪いものを停止し、追加する。
CPAが高い場合はクリエイティブの変更で改善するが、予算が消化されなくなった場合は、アドセットもしくはキャンペーンの複製か作り直しを行う。
PDCAの変更する場所
基本的には動画内のみ。テキスト、説明文はほとんど差は出ない。工数がかかるため、FVや動画内のテキストを変更するだけでもよし。