代表ウィークの移動を考えてみた
海外出張に行くといつも思うのが、日本代表選手の移動はきっとつらいんだろうなと。ちょうどインターナショナルウィークなので、改めて代表選手の移動について考えてみたい。
日本代表選手の移動
今となっては代表選手のほとんどが海外でプレーする選手になった。なので、国内で試合する場合にはみんなヨーロッパから戻ってくることになる。
日本からの直行便がある都市のクラブに所属していれば少しは楽だろうがなかなかそうもいかない。時差もありコンディション調整が難しい中で戦っている代表選手には尊敬しかない。
近年ではCLやELなどを舞台に戦う日本人選手も増えているので、試合数が多くなっているから余計に辛いはず。
他国の選手の移動
韓国代表選手はほぼ日本代表選手と同じと考えてよい。
ヨーロッパでプレーしているブラジル代表選手もなかなかきついと思う。
ロンドンからサンパウロまで約12時間ほどかかる。さらにブラジルは国土が広いため、どこで試合するかによっても左右される。
また、悲惨なのはヨーロッパクラブに所属しているオーストラリア代表選手。カンタス航空がロンドンから奇跡の直行便を実現させたが、なんと20時間以上かかる。
ヨーロッパから戻ってホームゲームをして、日本や韓国でアウェイゲームをこなして、ヨーロッパに戻るなどというスケジュールになることも十分にあり得る話だ。
アジアや南米の国の選手たちは少なからずこのような悩みを抱えている。
どうしたらいいのか?
日本がひょうたん島のように移動するはずもないから、メンバー選考で調整するしかないと思う。国内組50%、海外組50%にしてもいいんじゃないかなって思う。スポンサーの絡みがあるから難しいけど。
まずは所属クラブで定位置確保ができていない選手は無理に招集せずにクラブに専念させても良いのではないかって思う。そして、国内の選手を50%ほど呼びたい。代表歴がある方が海外移籍には有利なのは間違いないから、国内選手には価値を上げてもらい海外移籍する方が代表にとっても良い流れが作れるのではないかと思う。
南米のブラジルとかであれば、南米予選はある程度ベストメンバーで臨まないと負けるから常にベストメンバーでいくべきだけど、アジアはまだレベルの差がある。なので、ベストメンバーを毎回組むのは最終予選に入ってからでいいと思う。