雀王戦第5節

 7/18日(月)、雀王戦の最終節でした。昇級争いを行う4位と5位、降級圏の脱出を狙う12位と13位が同卓となっております。同卓者は小野、佐々木、秋瀬の3名。上と下の直接対決と言う事もあり正直な所を言うと秋瀬よりは上に居る事が最低条件と思い4回戦を打って行きました。

1・2回戦

 1回戦目は我慢の展開。ただ、秋瀬の親番の時は通常よりも積極的に進行していました。しかし、ノーテン罰符や周りの細かいツモあがり等で徐々にですが点棒を削られていきました。オーラスの親番を迎えた時にはラス目の状況。じりじりとした展開でしたが666999p66m44s ポン666s ドラ9pの聴牌を10巡目に入れます。最低12000、高めの6mツモなら8000ALLで一気にごぼう抜きでトップと言う状況でしたが3人聴牌で流局。次局、対面の秋瀬が仕掛けている状況で24456678m45678s ツモ5s ドラは無かったが3mの場況は若干良しと見て押さえつけ込みでリーチ、そして一発ツモ。裏ドラ表示牌も3mで6000は6100ALL。これで一気にトップ目に。しかし、次局は小野に20004000は22004200をツモられ2着でのスタート。
 2回戦目は序盤から佐々木、小野が点棒を持ち秋瀬が一人沈む展開。そんな中で南1局。ドラ5pの局面で33467s444p45m ポン555 ドラ5 ここから親の小野からリーチ。因みに、普段だと直前に2枚切れの白をツモっているので4sが無い。ただ、ドラの5pが全て場に見えている状況。2sツモの価値がいつもより大きいとみて残していました。小野の宣言牌の2sを佐々木が合わせてチー。打3s。その後3mを引き打4p。そのまま小野から出た8sをあがり8000点。その後は佐々木がトップを守り2着。トップを取れていない焦りが若干先行していました。

3回戦

 東1局で佐々木の30006000ツモで親被り、東2局以降は小野が走り東3局は長い親番に。その後佐々木もあがり3着目で南1局の親番に。リーチ平和ドラ1を秋瀬から出あがり。その後2600は2700ALLと2回のあがりで何とか3着目は安泰に。その後オーラス。
 満貫ツモで2着跳満ツモでトップ。小野か佐々木からの満貫直撃で2着。99m白白 チー678m ポン西西西 チー123m ドラ6m このような状況に。この時はツモの場合は素点含めてあがる。9mは出てもあがらない。白は秋瀬から出た場合はポンと決めていた。そして秋瀬からリーチ。直撃されても着順の転落はほとんどない状況。この瞬間はまだ白は出たらポン。小野から9mが出るがこれはスルー。ただしシャンポンの枚数が減ってしまったため次の白はポンと決めた。9mは出てもあがらない。秋瀬から出た白であがり8000は8300。3着だが素点を稼いでいた為比較的傷は浅かった。そしてここで集計タイム。

正直同卓者との兼ね合いもあり2着以上、最悪でも素点のある3着。4着を引いた瞬間ほぼほぼゲームオーバー。そのような状況になりました。

4回戦

 起家スタート。そして東1局が小野への2000点の放銃でスタートしてしまう。その後も小野が加点に成功し東3局。秋瀬の親番だがここで自分がドラ3のペン7p待ちリーチ。5pが4枚切れになり親番を維持しに行った秋瀬が放銃。これで2着目に。東4局の佐々木の親番。正直一番の反省点。佐々木の親番を流そうと普段はしない遠く安いタンヤオの仕掛け。焦りが出ていた上に親の安全牌をキープしながら打っていたが後手を踏む可能性が低くない。そして佐々木の先制リーチ。結局ツモられ6000ALL。これで一気に3着目で危うくなる。その後は自分の南場の親番も流れ南2局。秋瀬に立直ツモ混一色發の30006000ツモを食らい4着に。そして南3局も終わり遂にオーラス。

 絶望とまではいかないが…ピンズの混一色…だが、最低でも満貫ツモか秋瀬か小野からの満貫直撃を達成しなければならない。途中全ての手役を負いながらここまで仕上がった10巡目。

 4枚切れの58pか生牌の7p単騎か生牌の6pと西のシャンポン待ちか…変に捻らず枚数重視で58pに。秋瀬の5pを捉えて何とか3着に浮上。そしてお祈りタイムへ。

  結果残留。何とかなりました。
 最初のマイナスを何とか返済と言う流れになりました。
 何とか心折れなかった。

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