見出し画像

水戸の若きCB達へ

私は水戸ホーリーホックが好きだ。
水戸サポになり、まだ4年。現地観戦よりもDAZN観戦の方が多いし、まだまだにわかサポかもしれんが、自分は水戸ホーリーホックというチームが好きです。

その中で特に推しなのが、水戸の若きCB達、山田奈央選手と田辺陽太選手の2人だ。

今、水戸ホーリーホックというチームは非常に苦しい状況である。なにせ結果が出せていない。怪我人も多く、正GKの怪我での離脱。本職のSBも欠けていて、さらにベテランCBも不調なせいか守備の要は、この若きCB2人の双肩にのしかかっている。

先日の熊本戦、今期はじめて現地観戦へといった。試合は終始熊本に主導権をとられ、結果は0-3。しかもよく3失点で済んだという内容。

最後、サポへの挨拶のため、バクスタ観戦していた自分の前を通る選手たち。
悲痛な面持ちで打ちのめされた姿の山田選手と田辺選手の姿がそこにあった。
その、悔しみと、ともすれば絶望感を感じさせるような虚な表情が、すごく印象的だった。

たしかにしんどいし辛いだろう。
逃げ出したくすらあるのかもしれない、チームの守備を預かる身としての歯痒い思い、くやしさ、結果がだせないことの申し訳なさ、様々な感情が彼らのうちに渦巻いているだろう。

サポである自分ができることなんてたかが知れている。
オレも戦っているぜ!なんて言ったって選手や監督、経営陣に比べれば気楽なもんだ。
個人的にどうかと思うが、社長やGM、監督への風当たりも強い。ただ、それは水戸を愛するサポの愛情の裏返し、ある意味それが故に生じる負の部分だからやむを得ないとこもあるのかもしれない。

でもね、我々サポの気持ちは「死んでもついていく」という幕が、雄弁に語ってくれている。

若き選手達にはキツイ言葉かもしれないが、上手くいかないかもしれないし、絶望に打ちのめされても、下を向いても、上を見上げて前を向いて、一歩一歩踏み出して欲しい。

君達は、いま選手としてかけがえのない経験を積んでいる。今感じている負荷はプロ選手として強くなるためのものだ。

次の山口戦も応援にいきます。
もがいて這いずり回っても、最後まで戦い抜く姿を見せて欲しい。
そして、もし負けたとしても俯かず、堂々とスタジアムを歩く姿を見せて欲しい。
自分のエゴをぶつけて申し訳ないが、若きCB2人の強く、成長していく姿を見せて欲しいんだよ。

いいなと思ったら応援しよう!