讒文芝居
犬舌で在る。犬死では無い。敗け犬では、在る乎も知らぬ。
犬の舌が熱への耐久性が高いの乎は知らんが、猫舌の対義造語で在る。
味其方退けで、熱ければ熱い程宜しい。
はふはふ呑み込んだ喉越しや食道が灼ける程の熱さが快感で在る。
病院傍の個人商店の味が一定せぬ蕎麦屋の鍋焼き饂飩と乎、
多分、御見舞い帰りの顧客が、バスの待合の間に喰うと謂う場面だのに
完全無視して活火山の溶岩の如し、
フニクリ・フニクラをデスラッシュ・ヴァージョンで
歌い上げる乎の如し熱い熱い奴を出すので、吃驚。
友人は勿論、喰い終わらずにバスに乗り遅れた。筆者は無論、余裕。
最近では、松屋の「味噌汁から変更出来る豚汁」が店舗に拠っては滅茶苦茶熱い。
矢張り、食道が灼ける級で在る。
何方乎、熱い飯を出す飯屋情報、熱望して居りまする。
オチ?オチ等無い。