国語を疎かにしない
私が学生時代に一番軽んじてたのは国語ですが、実はこの教科が一番大事だと実感して、怠けてた自分を呪いたいほど後悔してます。
日本語なんだから理解して当然と思いがちですが、実は奥が深くて難しいと思います。
なぜこんな当たり前のことを言い出したかというと、在宅勤務当たり前の時代に、文章を読み解く力、わかりやすく書く力が、今まで以上に求められるからです。
コミュニケーションの中心がメールやチャットになりつつある今、お互いの意図を理解する唯一のツールは、パソコンやスマホの画面に表示される文章しかありません。
そこには相手の表情はなく、何回もキャッチボールするチャンスもなく、まさに画面に表示される文章、一発勝負なのです。
表情だったり、口調だったり、背景だったり、これまでの時代では、コミュニケーションにいろんなヒントが散りばめられていたため、読解力とか表現力が曖昧でも、なんとか相互理解できましたが、今の時代は違います。
文章を正確に理解する力がないと、お互いが理解できず、ストレスが溜まり、最悪の場合、ちょっとしたボタンのかけ違いで敵対関係になることもあります。
この読解力とか表現力とかいうものは、学校で習う国語で養われるものです。
そのため、国語を軽視してしまった私は、社会で苦労しているわけですが、少しでも国語力を向上させようと、社会人になってから読書を始めました。
実は、これが何年も続けていると、無駄な抵抗ではなく、国語力向上に少しは貢献しているような気がします。特に、読む力は以前より増してると思います。
とはいえ、国語力のベースは学校の授業にありますから、あの頃に戻れるなら、ちゃんと勉強し直したいと、叶わぬことをいつまでも願っています。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。