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首長に求められるものは何か?

昨日、大阪府池田市長選挙が行われて、新人の滝沢智子さんが当選されました。

元々は市役所内にサウナを持ち込むなどの問題で辞職した冨田裕樹さんの出直して選挙でありました。冨田さんは落選ということになります。

市役所内に家庭用のサウナを持ち込むというのは、完全に公私混同しているとしか言いようがないでしょう?
在任中の実績を主張して戦われたようですが、市民の心には響かなかったようです。

昔、とある市で市長を3期務めて自ら身を引かれた方がおっしゃっていました。
『市長というのは絶大な権限を持っている。だから、自分を律することが出来ない人間はなってはいけない』

やはり、富田さんは市長の器ではなかったのでしょう?

そして、当選された滝沢さんは40歳の女性であります。

私は女性政治家の数は少ないと思っています。しかも、市議や区議がいくら誕生してもそれほどの権限はありません。日本はまだまだ男尊女卑が残っていると言われます。市区町村の首長や国会議員に女性が多く誕生しないと、世の中は変わらないのではないかと思います。

そして、政治の世界だけが世の中の流れについていけていないのも現実です。だから、若い人がもっと首長や国会議員になって、先頭に立って世の中を変えていくべきだとも思います。

滝沢さんはそういう意味ではピッタリの人材ではないでしょうか?

ただ不祥事を起こせば、ここぞとばかりに叩かれて、女性や若者の政界進出の妨げになりかねません。

自分を律して頑張ってほしいと思います。