なぜ元に戻すんだ?こども庁からこども家庭庁へ
『こども庁』の名称を『こども家庭庁』に変更する方針で調整に入ったとのことです。
理由としては、支援対象が子どもだけでなく、保護者にも及ぶためとのことです。
しかしですね。
実は元々が『こども家庭庁』だったのを虐待当事者の意見を聞き、『こども庁』に変更する流れがあったのです。
山田太郎さんのブログにその時の様子が書かれています。
〜〜〜引用〜〜〜
最後に、風間さんは「子ども家庭庁」の名称にも厳しい提言をされました。家庭という言葉で傷つく子ども達もいるからです。虐待を受けている子どもにとっての家庭は、毎日生きることに必死な戦場を指す言葉だからです。また、家庭はあたたかい場所であり、そうでなければいけないという固定観念と現状のギャップに苦しむ人もいます。したがって、「子ども庁」へと名称を変えるべきとご指摘をいただきました。
風間さんの力のこもった言葉には私含め、会場にいた議員や役所の全員が心を打たれました。早速、3月9日より勉強会では「子ども家庭庁」から「こども庁」に名称を変更いたしました。また、当事者である子どもたちも読むことができるように、すべてひらがなで「こども庁」を表記ことにしました。
〜〜〜引用終了〜〜〜
家庭にいる子どもだけが対象ではないですし、『家庭』という言葉自体にコンプレックスを抱いて傷つく子どももいます。そして、どちらかと言えば、そういう子どもこそ行政で守られるべきなのです。だからこその『こども庁』なのです。
それがなぜ『こども家庭庁』に戻るんですかね?
結局はこども第一に考えていないということなのではないですか?
私は再度当事者を呼んで議論してほしいと思います。