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【板橋区議会】討論制限について話し合われた議会運営委員会を傍聴してきました。

こんにちは。板橋区議会議員の大森大です。

昨日、板橋区議会の議会運営委員会が開催されたので傍聴してきました。

議会運営委員会というのは、4人以上の議員が所属している交渉会派の代表が、文字通り議会の運営について話し合う委員会であります。

そこで前に申し入れを行った討論制限について再び話し合われたので傍聴に行ってきました。

前のnoteにも書きましたが、自民党会派から【陳情や議案が付託された委員会に属していなければ本会議場での討論はできない】制度の導入が提案されています。

これを導入されると、例えば私たち2人しか議員がいない日本維新の会は、5つある常任委員会のうち2つの委員会に出された議案と陳情しか討論が出来なくなるということです。

それで、前回の委員会で民主クラブから『予算審査・決算調査特別委員会はどうするか?』という質問が投げかけられ、それに対する回答が自民党から出されました。

予算・決算の討論は全員出来るが、少数会派は5分に制限するというものであります。

ちなみに予算・決算の討論の今までの平均時間を聞くと16分くらいであるとのことです。

はっきり言いますと、予算にしても決算にしても範囲が広いので、各項目について少し触れる程度でも5分でまとめるのは至難の業であります。

ちなみにいたばし未来会議の【井上温子議員】が東京23区の議会について調べてくだり、そちらを委員会に提出させていただきました。

それが下記になります。

見てもらえればわかりますが、ほとんどの議会で出席していない委員会の討論が行えます。

昨日、渋谷区議会では本会議が紛糾して日を跨ぐまで行われたそうですが、板橋区議会では私が議員になってから一度もそのようなことはありません。

なぜ、その板橋区議会で討論に制限を設ける必要があるのでしょうか?

しかも、話し合う度に自民党の態度は硬化してより厳しくしようとしているようにも思えます。

私たち少数会派は議会運営委員会には参加できませんので、とにかく見守るしかありません。

政治は数‼️

という言葉を痛感しております。