【日本維新の会】私の考えは党にそぐわないのかもしれませんが〜代表選について〜
こんにちは。板橋区議会議員の大森大です。
12月1日投開票で日本維新の会の代表選が行われます。
立候補されたのは下記の4名です。
吉村洋文
金村りゅうな
空本せいき
松沢しげふみ
(※敬称略・届出順)
これから選挙活動が行われていく予定でありますが、実は私の考えはすでに決まっております。
候補者の人間性とか政策以前にその属性ですでに決まっているということです。
結論から申しますと、私は【空本せいき】候補に投票するつもりでおります。
党の考えにはそぐわないかもしれませんが、私の考えを記させていただきます。
まず公党の代表というのは総理大臣候補の1人になるということです。
日本維新の会が与党になった場合は日本維新の会から総理大臣が出る可能性が生じるということです。
もし首長が代表だった場合・・当然、首長と総理大臣の兼務など出来るわけがありませんので、国会議員の中から党内の話し合いで決めるということになります。
私もそうですが、おそらく有権者の多くは国会議員の数が多い政党の場合、同じ政党でも支持できる議員と出来ない議員がいるのではないでしょうか?
代表をしている首長を支持して衆議院選挙でもその党に投票したのに、与党になったら党内の話し合いで総理大臣が決められるというのは民主主義としてどうなのか?という気が私はしています。ですので、やはり公党の代表は国会議員がやるべきなのです。
そうすればその党が与党になったら誰が総理大臣になるのかわかりやすい。
そして、もう一つ公党の代表というのは公認権を持っているということです。
日本維新の会の場合は、広域選挙区(区議、市議、町議以外)の選挙は代表をはじめとした党の執行部が公認権を持っています。(区議などは東京支部の執行部が持っています。)
そして、衆議院選挙の比例復活と参議院選挙の全国比例区は同じ政党の候補者同士がライバルになるという側面があります。
ですので、比例で当選した人が公認権を持つと、衆議院選挙では自分より惜敗率が上になりそうな人や参議院では全国比例で自分より得票しそうな人に公認を出さないということも出来てしまうわけです。
(※まぁそんな人間いないとは思いますが、可能ではありますので)
そして、参議院は良識の府として衆議院の問題点をチェックする役割ですので、やはり総理大臣候補は衆議院議員から出すべきであると思います。
上記のことを考えますと、私が思う公党の代表の属性は・・
①小選挙区で勝利した衆議院議員
②選挙区で勝利した参議院議員
③比例復活した衆議院議員
④全国比例で当選した参議院議員
⑤地方自治体の首長
⑥地方議員
⑦その他
の順になります。
あくまでも上の属性の方がいない場合に限り下の属性の方がなる方が良いのではないかと思っています。
自民党の総裁選や立憲民主党の代表選を見ると、小選挙区で勝利した議員同士が争っていますから私はあれが理想系だと思います。
それで今回の候補者ですが・・
吉村洋文候補は⑤
金村りゅうな候補は③
空本せいき候補は①
松沢しげふみ候補は②
に当てはまります。
ですので、私は【空本せいき】候補に投票するということです。
『地方から政治を変える』が日本維新の会の党是でもありますので、日本維新の会は首長から代表を出すべきでは?という意見もあることは承知しております。しかし、今回は自分の考えに即した投票行動を行おうと考えています。
どの方も優秀な方であると認識しておりますので、この国と党を良くしてくださることを願っております。