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#21 ギドゥンドゥンの涙と新しい挑戦の形
今日の朝、ふとテレビをつけるとアナウンサーの一人が涙を流しながら、17日間の想いを熱く語っていた。
朝食を食べ終わって早くも”昼寝”している祖母を横目に、その必死に伝える姿に見入ってしまった。テレビは必要としない情報量が多すぎるため、普段は見ないようにしている。そんなテレビ嫌いな私を薄い板を挟んで惹きつけ、伝わってきた熱いものがあった。共感とでもいうのだろうか?いや、正確には「楽しいこと、辛いこと、これまでの色んなことが溢れてきているのであろう、そのアナウンサーの込み上げてくる想いの裏側をイメージしてしまった。(引き込まれた。)」といった感じだ。
挑戦にも色んな選択肢があるんだなぁ、、、と思いました。
「アナウンサーの仕事も素敵だなぁ。」とそう思った。現地でしかわからない空気感、選手の雰囲気、そこに辿り着くまでのさまざまな障壁。なにより、ギドゥンドゥンのアナウンサー精神?みたいなものがヒシヒシと伝わってきた。シンプルに人柄に惚れてしまったのかもしれない。笑
さっきのギドゥンドゥンの言葉はおそらくフィギアスケーターの羽生くんのことを言っているんだろうなと、ピーーーンと響くものがあった。
みんな生活の中で何かしら挑戦しているんだと思います。それが生きることだと思いますし、守ることだって挑戦なんです。
守ることも挑戦かぁ。
、、、ガチャ。
と、また何かの扉が開く音がした気がした。
こういう時、私はたいていにやけてしまう。それは、また一つ新しいレアカードを手にしたような感覚。日常の中で必要な時に新たな武器としてカードを切り、ありたい自分であることができる世界に変えてしまうことができるから。
今の私が見ている世界は、私しか知らない自分だけの世界。周りの人が見ている世界は私も知っているかのような感覚のほとんど知らない世界。
羽生くんが見ていた世界はどんなものだったんだろう。ギドゥンドゥンの込み上げてくる涙の向こうにはどんな世界があったんだろう。
私の目に映っている世界での『挑戦』は乗り越えれそうにない壁に、足場の悪い舗装されていない道、そして長く生い茂った草木を掻き分けながら先が見えない中を前に進んでいると信じて進んでいくようなものだった。その言葉に出会うまでは。
『守るという挑戦』
なんだろうな。進むことばかりが正しいんじゃないんだよ。立ち止まること、しっかり自分と向き合うこと。何を大事に生きていきたいか、何を大切に守っていきたいかしっかりと考えろよ、それが守るという挑戦だ。その言葉はこのように私の世界に映って見えた。
朝から胸が熱くなる瞬間だった。
今日はいい一日になると思った。
そして、何も起こらない幸せな1日だった。
ありがとう。ギドゥンドゥン。
Fumfum…
北京マスコットキャラクター:ビン・ドゥンドゥンを愛して、中国で人気になっている日本人アナウンサーらしいよギドゥンドゥン。と。memo🤓