19. 手放した後のよくある展開その1
「手放してすっきり整った!」と思ったら、まだ手放せるものが見つかる。
最初に手放す時は、もう本当に必要ないと思ったものを手放します。そして、本当に必要なものだけが手元に残り、心からスッキリ片付いたように感じます。
しかし数日すると、その空間にまだ余計なものが残っているように感じ始めます。必要だと思って手元に残したはずなのに、「あれ?これって本当に必要なんだっけ?」と思うものが出てきます。手放すことで視野が広がるからか、手放す快適さを覚えたからか、手放せるものがさらに見つかり、手放す日々が続きます。
それは同時に、「いかに自分が掃除や整理ができていなかったか」を痛感することでもあります。手放して初めて気付くことは本当にたくさんあるので、最初にものを手放す時は「まだ始まりにすぎない」と心得ておくことがとても大切です。