シン・仮面ライダーの映像ソフトが楽しみだけど、その一方で…という話
もう3週間前の話ですが、「シン・仮面ライダー」の映像ソフトが11月20日発売と発表されました。
そのラインナップが、誰も予想できなかった形になっており発表直後は波紋を呼びましたね(笑)。
「完全受注限定版」が二種類、「初回限定版」、「通常版」の計4種類です。後者二つは良いとして、「完全受注限定版」の仕様が凄いことになってるんですね。
豪快な「付加価値」の極み
この受注限定版、Amazonとキングレコードで6月16日まで予約受付している「最上位」版だと、初回限定版にUHDディスクが付き尚且つ、
特典グッズ:
①:レプリカマフラー2本セット(仮面ライダー、仮面ライダー 第0号)
②:ムービーモンスターシリーズ(仮面ライダー ライダーキックver.)
③:ムービーモンスターシリーズ(クモオーグ、コウモリオーグ、サソリオーグ、ハチオーグ、カマキリ・カメレオン(K.K)オーグ)
が、付いてSpecial収納BOXに入っている、と。
価格は驚きの51700円!諭吉5人か、と思いましたが発売の頃には渋沢栄一5人になっているんですね。
いやもう、映画一本の映像ソフトの価格ではないです…TVシリーズですよ…。
その特典ですが、個人的に見ていくと…
ここまではもう一つの受注限定版にも付いているもので、それでも29700円と、普通に仮面ライダーのTVシリーズBlu-rayが揃えられそうなくらいの値段なんですよね。
そして…
5万円版の目玉がこの、ムービーモンスターシリーズ5体セットなんですね。
う~~ん、要らん。
元々フィギュアやプラモなど、立体ものにあまり食指が動かない人間なので最初から選択肢には入りませんでしたが、Ultra HD Blu-rayが欲しい方には厳しいラインナップだなぁと思わざるを得ませんでした。
このムービーモンスター、もし本郷やルリ子のラインナップだったらクオリティ如何では少し迷ったかもしれませんが、現状のこの怪人セットでは正直…
「誰が買うんだ…?」
と、思わざるを得ませんでした。
折角あるのなら、全部見せてくれ!
と、私はいつもと同じくかさばる特典の無い初回限定版(3枚組)を予約しました。4K環境は無いのでUHDは選択肢に入らないんですね、今回に限っていえば、それで「救われたな」とまで思ってしまいました(苦笑)。
シンエヴァ、シンウルトラマンと同じバージョンを買います。このシンシリーズの締めとして棚に並べるのが楽しみです。
今作、映像特典で一番注目されていて、個人的にも一番気になっているのが、
[特典Blu-ray②]
特典映像:シン・仮面ライダー 各話フォーマット版(全5話)
やはりこれでしょう。
先のドキュメンタリーでもあったように、この映画は公開されていない映像が映画がもう一本作れそうなほどあると主演の池松さんから語られています。
昨年、ドキュメンタリーがキッカケで監督に集まっていた批判について私見を述べた記事がこちらになります。
この各話フォーマット版は、制作現場の苦労がある種、報われるものになるのでは、という期待もある訳です。
公式Twitterから、いくつかのオミットシーンが公開されたこともありましたが、それらを含めてこの作品の「本来の姿」に近いものが観られるのでは…という気持ちですね。何故「本来」かと言いますと、仮面ライダーは原点がテレビ番組だからです。
まだ半年も先の発売ではありますが、昨年前半はこの映画に浸りっぱなしでしたしついにmyライブラリに入れられると思うと嬉しさもひとしお、であります。
UHDが欲しい人にとっては「勘弁してくれ」でしょうが(喜んでいる声をほぼ聞きません)、私は楽しみにしながら半年過ごそうと思っています!
…しかし、東映特撮ファンクラブなどで全く扱われなかったのは、販売がキングレコードだからなんでしょうかね。