【スト6】結局あのキャラを使い始めた、というお話
先日、AKIを使ってみてヒィヒィ言っておりました、という記事を書きましたが、
この難しいキャラでもなんとかマスターに到達できた、というのがある一つの自信にもなりまして、「やってみたい事」が沸いてきたんですね。
それは、「復縁」です。
行ったり来たりの、キャラへの想い
こちら、昨年5月スト6発売前に書いたもので、持ちキャラどうしようかな~的な記事です。この中で、「4,5と春麗使って苦労してきたから今回は変えます」と明言しています。
こちらは7月、発売後のものですが春麗に対する不満まで添えてあります、容姿にまで文句を言っている、酷い記事です。
そしてあらためて、過去作で春麗を使い感じていたことをまとめたものがこちらです。振り返ると、わざわざこんなの書く辺り執着心すら感じられる、気持ち悪い奴だなと自己を蔑んでしまいますね、コレは。
そして、続くこの記事の中では個人的に
「使わないキャラ・第一位」
にまで、春麗を挙げています。これまた振り返ると、自分に言い聞かせていたのではないか、という感じですが。
そして約半年後、結局なんだかんだで春麗を使ってみて、「やっぱり駄目だ」で投げ出したというしょうもないムーブをかました、と綴っているのがこの記事です。
この後、PS4版からPC版に移行して「とりあえず動かせるキャラ」を増やしていったのですが先述のAKIで14キャラ目、いよいよやるキャラが無くなってきたかも…なところで、再度白羽の矢が立ったのが春麗でした。
昨日は軽く、60試合ほどやりました。
弾撃ちが下手なので気功拳を飛ばれて負けまくりましたが、追突(レバー入れ中パンチ)を振り回しまくるスタイルでなんとかマスターの一歩前、くらいまで持っていきましたね。
相変わらず構えからのコンボは安定していませんし、上記の記事でボヤいたように開発者から愛されてないキャラなんだな、と感じてしまうこともあるのですが半年前にPS4版で触っていたころよりはまともに戦えている気もします。
結局一番悪かったのは、あのゲーム
しかし、常日頃スト6のことを考えながら「面白そうなキャラ」を模索していた人間として「使うか使わないか」でまず思考の範疇にも入ってこなかった春麗に、
「そろそろ…やってみる?」
みたいに戻ってくる辺り、やっぱり長年のキャラ愛は簡単に消えないものなのだなと痛感してしまったりします。
そもそもこんな事になってしまったキッカケは、やはりスト4の春麗で不条理な思いを沢山してしまったのが原因だったなぁ、と回顧します。
今更な話で恐縮ではありますが、スト4への不満はあるプロゲーマーの方が代弁に近い内容で語ってくれています。
もう、このどぐら氏の意見に全面同意なんですね。
スト4春麗は基本コンボに
「小パンチを刻んでからの立ち大パンチ」
というものがありました。これの後にスーパーコンボ千烈脚がノーキャンセルで繋がったりします。
その大パンチがほんの僅かに遅れたがためにルーファスのEX救世主キックを喰らったり、サガットにアパカを喰らったりしていました。いずれも致命傷になります。ちなみに春麗側は成功したところで特に決定的なダメージになる訳ではありません。
そしてもう一つは、ウルトラコンボ、鳳扇華の性能です。
3rdの鳳翼扇の流れを汲む突進技ですが、連続蹴りのあと相手を蹴り上げ、垂直に上がるスピニングバードキックのような動きで追撃する技です。この技自体そんなに弱い訳ではなかったのですが、実戦で主に決める機会というのがEX百裂キックからの追撃でした。
この鳳扇華は、蹴り上げ以降の部分がダメージが大きく最後まで入ってこそウルトラコンボという威力の技でした。しかし空中の相手に追い打ち技として使うと、肝心の蹴り上げが入る・入らないのブレがあったんですね。入らなかった時の威力はゲージを吐いている割には悲しいものでした。
この入る・入らないはキャラによったり、当たり方によったりしました。でもこんなの、キャラ・当て方問わず入ってくれたっていいと思いましたしなんならロック技であるべき、とさえ思いました。なんでこんな、気まぐれのような仕様になっているのかと憤ったものです。
まぁ、基本ロック技のようになってくると5以降のCA、またSA3のように大方コンボ専用になり個性が消えてしまうという仇もある訳ですが(昔の格ゲーは立ち回りで超必殺技、が今より多かった気がします)、特に春麗の鳳扇華に関しては一部のキャラに地上で当てても最後までヒットしないとか、酷く雑に作られている印象だったんですね。それは流石に不具合と認められ、後に修正されましたが。
次に、5はやはりゲームへの取り掛かりが遅かったことも手伝ってキャラ選びに思慮を巡らす余白がなかったのが仇になったな、と今なら思います。でも5も、もっと色々使っておけば楽しかったのにな~と悔やむところがあるんですね、それが現在の6での取り組みに表れています。
結局5春麗も、ゲームのシステム自体と相性が良くないのと不要にテクニカルな操作を求められるのもあり、「楽しいキャラ」か、と言われると疑問符が付くものだったと思います。…私もさっさとベガ使っておけば良かった(笑)。
という経緯を以て、6ではあくまで「サブキャラ」として春麗を触ってみる、という所に落ち着きました。
余談ですが3rdの頃に交流が始まった「春麗使いの師匠」と呼ぶ人物が私にはおりまして、現在も年に一度は連絡を取る間柄なのですが…その彼に6で春麗と絶縁しました、とはまだ伝えられていません、ちょっと怖くて(笑)。なのでそれを見越した準備、ではありませんが申し訳程度に春麗を使っておくのは悪くないな、と思った次第であります。
また、具体的なキャラへの所感についてはマスター到達の暁に記そうと思います。