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エヴァンゲリオンが続いている世界があるらしい
もうあと三ヶ月も経てば、完結から4年を迎えるエヴァンゲリオンが何やら「新展開」を迎えているのを、見ました。
なるほどぉ~これが来春公開の新作映画ですか~と、遠い目で見てしまう絶妙な完成度ですね。
この台、前作は1,2回打ったのですが初当たりがこのリーチで大感動したのを覚えています。もう一年半くらい前だったと思いますが。
残念ながらチャンはせず、こんな壮大な当たりが単発だったのが口惜しかったですが(苦笑)。
しかし、レイ救出後のアスカの台詞がちょっと不自然なのが引っかかります。おそらくは同じセリフを数パターン録って使っているためだと思いますが、脚本家目線で見てしまうんですね。
どういう訳か、まるでこんなアニメがあったかのように展開しているこのゴジエヴァシリーズに、「コンテンツの可能性」を感じてしまっています。
永遠はない、けどもそのDNAは…
今や数ヶ月に一度、低レートの店で遊ぶ程度になったパチンコ、スロットですがこれのおかげでエヴァの新作映画が作られることになった、即ちコンテンツに再始動の活力を与えた功績があったことはずっと訴えていきたいと思っています。パチンコで話題になり、アニメの新作…という展開は他の作品でもありましたよね。アクエリオンとか、パチンコがウケてなければ2作目、3作目が果たしてあったでしょうか。
エヴァンゲリオンは1995年のアニメ開始からシンエヴァで完結を見るまで、26年の月日を掛けました。生粋のファンであればこそそれに拍手を贈り、「見届けた」意識でいるので
「続きが観たい!」
などと野暮なことは考えないのですが、それでも違う媒体で新しい物語が描かれていたりすれば、「ああ、まだ生きてるんだ」という安心感を得たりもします。
サザエさんやドラえもんのように、国民的作品として永続的に放送されているものは特別ですが、大抵の作品には終わりがあります。それは、どんな形であれ追いかけてきたファンにとっては寂しいものです。
しかしエヴァンゲリオンにずっと続いていて欲しい、かといえばそれも違う気がするので、とりあえずパチンコという形で新しい映像が提供されることを「まぁ、これでいいや」的に受け止めていたりします。
今年はドラえもんの旧声優だったお二方が天国に旅立たれました。長寿作品であればこその、出演者の世代交代がより可視化された出来事ではありましたが、次の世代に引き継がれていくことが摂理であり、大切なことだと思っています。
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先日発表された新しいガンダム、「新しいエヴァ」な側面も持っているんじゃないかと思って期待している面もあります。
ギャンブルでしか味わえない新展開の数々
思えば、パチンコでしか見られない映像というのは、かなり前からありました。ゴジエヴァなどはもう作品自体がオリジナルですが、その片鱗は17年前からあったんですね。
私の記憶が確かならば、最初はこの3作目「奇跡の価値は」にあった三機攻撃リーチだったと思います。原作では初号機一体で殲滅したシャムシエルに対し三機でかかるというオーバーキル展開ですが、なんだかシャムシエルも強くなっているので熱戦になっているんですね。というかこれのアスカ、なんでこんなにキリキリしているのか。
あとはこれ、5作目「最後のシ者」のプレミアリーチ、カヲル君無双です。四号機がまともに動いているところはパチンコでしか見られないんですよね。カラーリング的にはシブいだけに勿体ない。
これらはパチンコの演出バリエーションのために作られた急ごしらえのアニメであってほとんどが設定との整合性や前後のストーリーが存在しない、いわばPVのようなものですが…動画に付いていたコメントで、
「エヴァの世界がループものだとしたら、これも一つの可能性ですよね」
というのがあり、なるほど、これもあったかもしれない物語なのかも…と感銘を受けました。
エヴァ自体、「所詮アニメだ」みたいなメタ視点がいくらか作品に織り込まれていて皮肉を感じる要素を含んでいますが、こういう遊技機での「無かったストーリー」を、単純にフェイクと片付けられない懐の広さもまた、あるのかもしれませんね。
何はともあれ、新しいゴジエヴァはちょっと「物語を見てみる」感覚で打ってみたくなりましたね。エヴァの続きが観たいわけではないですが、「こういうのもアリかも」という感覚で眺める分には楽しいと思いますので。他の作品なら、改変、改悪だとファンが怒る場合もありそうですがゴジエヴァはそういう声は聞きません。
これがつい先週の記事なのですが、さようならは本当に再会へのおまじない、なのかもしれません。
今後のこの作品との距離感はまだ、どうなるかわかりませんが決して悪いものにはならないと感じていますね。
ゴジエヴァ2、早く1パチに導入してください(笑)。