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あえて、スト5の思い出を今綴ってみる

スト6真っ盛りの今、回胴機(パチスロ)で一つ前の作品が新台として出たみたいです。
私自身、数ヶ月に一度低レートで遊ぶ程度なので少し古めの台しか打たず、新台を朝からガッツリ…みたいな打ち方はしないのですが(昔はやってた)、これはコンテンツ的に今、熱いのもあってちょっと興味が湧きました。

けど台数は大して入らないだろうし、勝てない台なんだろうな~という予感はします。

色々あった前作

前作スト5は、私自身が本格的に始めたのが発売から5年目になる2020年だった事もあり、4年間の状況をそこまで把握していませんでした。ですがこのシリーズを「最初」からやっている最古参プレイヤーとしてこれは悔いが残る状況でもありました。
それがあって最新作・6は発売からガッツリ精力的にやっているのですが…そもそも何故、5をなかなか始めなかったのか、という話です。

スト5の歴史については、詳しく書かれている方がいました。私もこちらで勉強させていただきましたが、3年目のときど選手の成績に笑ってしまいましたね…凄すぎる。

私は、2016年のスト5発売当初、まだPS4本体を持っておらずまたPCも5年前から使っているノートPCのみで、いわばプレイ環境がなかったんですね。それでも新作の5をやりたい気持ちはあり、10月頃に本体、アケコンとセットで購入したのでした。

8年前、購入記念で撮った写真が残ってました
何かとサキエルちゃん使って写真撮ってましたね

この頃はまだスト5はシーズン1で、「魂の持ちキャラ」だった春麗が猛威を振るっていた時期でした。
さっそく私も春麗で頑張るぞ!と意気込んで始めたのですが…

シーズン1春麗が強いとされる理由の最たるものであった「低空百裂脚」で、躓いてしまったんですね。これを出すのが難しすぎた。

「ジャンプ中に236K」

という入力を、ジャンプ直後にやるというものですが、入力方法が主に二種類ありまして、
・そのまま、ジャンプ直後に速く入力すると言う所謂根性入力
・まずレバー部分を入れてからジャンプ、飛んだ直後にボタンを押す

の、2種類です。
私は練習の結果、どうも前者が実戦的ではないと判断して後者にしたのですが、これだとまずコマンド入力の時間が必要になり少し出るのが遅れてしまうんですね。そして一番の問題は、ミスると普通のジャンプになり自らピンチを作ってしまうということです。つまり、早い展開の対戦中に戦法として織り込むにはとても敷居が高いものでした。
さらには、この後に繋げる基本コンボとして
「2弱P→5中P→2中K→スピニングバードキック」
というものがあり、これも基本というには難しいものでした。

とにかく春麗を強く使おうとするならばテクニカルさが求められ、なかなか納得のいく動きが出来なくてやめてしまったんですね。さらには購入後間もなく調整が入り、春麗が弱くなったことも追い打ちでした。
結局わざわざPS4を買ったのに、1,2ヶ月で放置状態になってしまいました…これが私のスト5です。

2020年に、自宅待機になり「時間あるし、今一度やってみるか」と再開するまで約4年の月日が開くことになります。
それ以降はコミュニティにも参加し、スト6発表の時まで楽しんでいくことになるのですが…。


スト5購入直後の時期に、こんな画像も保存していました
カプコンの企画だったと思いますが、これだけで終わるには惜しいイラストでしたね

継続中の「アップデート」

思えばスト5の1年目は、公式の大会に間に合わせる為に未完成の状態で発売されたり、ネットワーク周りに問題が多くまともに対戦できない、と言われていたりと散々だったことは今も語り草になっています。

「地球エディション」と揶揄されるほどロード時間が長かったらしいですね
待ち時間が長いのはネオジオCDだけにして欲しいです
(ネオジオCDが許されていた訳ではないですが)
VS画面のカラーリングは初期の方が好みだったりするんですけどね

またキャラ調整も、強キャラの弱体化、弱キャラの強化が極端でプロシーンに混乱を招いた、と言われていたりします。確かに1年目、ナッシュナッシュと騒がれていたのに最後の年など存在が忘れられていたレベルになっていました。

こういう前作の歴史を見ると、スト6は一年目から環境、調整ともに非常に上手くやっているんだなぁと感心してしまいます。それはやはり5での経験があってのものだと思いますが、そう考えるとゲームは変われど、大きな意味で「ストリートファイターのアップデート」が今も継続中である、と言えるのかもしれませんね。

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