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映画感想「映画 スイートプリキュア♪ とりもどせ!心がつなぐ奇跡のメロディ♪」(Filmarksより)

TV版を履修したので、続けて鑑賞。

メイジャーランドに異変が発生、響たちが向かった先で音楽の無くなった国の様子を目の当たりにする。そこで出会ったアコの友達、スズから元凶がなんとアコの母、アフロディテだと聞かされる…。

TV版もそうだったが、常に大苦戦のプリキュアである。敵の目論見はいつも成されてしまい、目的となっている音符集めも何度もフイにされてしまっている。それを諦めない心と音楽を信じる気持ちで突破していく作品だが、この劇場版もそうだった。本編と連動しており、黒幕ハウリングはノイズの手下らしい。
何度も負けて、負けて負けて立ち上がる姿に共鳴出来るかがこのスイートプリキュアへの評価に直結すると思うが、「らしさ」で言えば満点の映画だったと言える。ラストバトルで原点たる響&奏の絆も描かれたし(その前の両手拘束が既に高ポイント)、ビート=エレンの察しの良さ、ブレイン役としての見せ場もあった。

ただのダメ父かと思わせたメフィストの奇行に見せた「策」も良かったし、本編にはほとんどなかった夫婦の絡みも貴重。ただメフィストの顔色が悪いままなのは如何なものかと(汗)。
ハミィは本編でもなかなかなかったレベルの失態を犯すが、スズとのその後のやり取りにはこれまたハミィらしいお気楽さ、優しさがあって良かった。ハミィのような猫を飼いたい、というか友人が欲しい。

メイジャー3達との肉弾戦など、アクション面も爽快感があったし、見応えは充分だった。
プリキュアの中でもヘヴィな作風だと思うが、悲しみから目を逸らさない…しかしプリキュアである事からも離れない、そんなバランス感覚のこのスイートプリキュア、個人的には好きな作品です。

単純に、キャラデザが好みというのもあるけれど。
響は、とても好みのルックスなんです。

「ここで決めなきゃ女がすたる!」
男前である。

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