ファントムシータの2曲目がヤバかったというお話
先日、例のウィルスによってお休みしていたAdoちゃんが無事回復、本日復活のライブが行われた模様です。
大丈夫でしょうとは思いつつも、やはりどこかで心配な気持ちもあったのでようやく安心できた、って感じですね。
現在開催中のツアー、私は10月の千秋楽に参戦予定です。で、今回は何やら新しい仕掛けがあるらしく、本人からもすでに参戦した方達に「ネタバレ控えてください」なるお願いもされています。ゆえに私もなるだけAdo関連の情報を遮断している状況なんですね。あと二ヶ月あると思うと結構長いですが、まぁ折角の千秋楽参戦なのでガマンのしどころです。
ファントムシータ、ちょっとヤバいかもしれない
今現在、今回のツアーについて公に語ってOKとされているのが、オープニングを先日デビューしたAdoちゃんプロデュースのアイドル、ファントムシータが飾っているということです。
デビュー曲「おともだち」はそれなりに聴き込んでいまして…
コンセプトが「レトロホラー」なのですが、歌詞に「スクショ撮って流すね」とかあって現代感はありますね。気が付くと耳から離れなくなっていました。
断っておきますと、私はホラーが苦手です(笑)。映画もホラーはほとんど観ません。ハッキリ観た、といえるのはSAWの1,2くらいですが…あれは面白かった。ホラーというだけで敬遠していたのですが、映画の評価が相当高いので1を頑張って観たんですね。観終わって、「あ、意外と平気かも」と思ったのですが両拳をギュッと握っており、開くと脂汗ダラダラになっていました…やはりどこかで拒否反応が出ていたようです。
ちなみに一昨年、Adoちゃん主題歌ということで映画「カラダ探し」を観に行きましたが、序盤はかなりキツかったですね。橋本環奈のあんな顔は…見たくなかった(笑)。
そんなホラー苦手な私が、このファントムシータを見て手放しに「イイ」と思えるわけもなく「悪趣味…」という感想が先にありました。ただMVを観ずに曲だけを聴けば問題はなかったのですが。どことなくAdoちゃんの曲っぽくも聴こえ、音楽としては普通に気に入っていました。
そして先週、早くも2曲目がリリースされました。
「キミと✕✕✕✕したいだけ」です。
「おともだち」ではハッキリ顔を見せていませんでしたがやはりアイドル、2曲目ではご覧の通りで、踊りも含めて本格的なパフォーマンスを見せてくれています。
個人的には、この「キミと~」はかなり気に入りました。相変わらず悪趣味な曲だなって印象は変わりませんが、ホラー要素に妥協がないのが唯一無二のアイドルを目指している、そんな意識の高さを感じたんですね。
「格好良い!」と思っちゃったわけです。なによりみんな可愛いですし、歌、踊り、そして表情。さすがにAdoちゃんがプロデュースするだけあって実力が出たてのレベルではありません。安定感があります。
というかAdoちゃんは勿論、最近のアーティストは本当に最初からハイレベルな人が多いですよね。ネットの普及で誰でも芸事の発信が可能になったからこそ、メジャーに行く人に求められるものが高くなっている、という事でしょうか。私などはお客側で聴いて楽しむだけですから、この傾向にはある種の頼もしさも感じています。
余談としまして、この「キミと~」にALI PROJECTっぽさを感じたりもしました。20年以上前ですが、アニメ「Noir」のオープニングだったこの曲がかなり気に入っていたんです。
こういう世界観のアーティストも好きだったな…と思うと、ファントムシータのこれからの曲にも期待感が膨らんでいきます。
そして、音楽以外も「Ado風味」
彼女たち、テレビにも出ていましてご覧の通り素の顔はとっても可愛らしいんですよね。マイナス10度の場所でその格好は無いでしょ…と思いましたが、職員さんの半袖は何事。
このように、音楽面ではレベルの高さを見せながら素の部分はとても普通で面白い、のがAdoちゃん自身と通ずるものも感じます。
私自身、これだけAdoちゃんが旋風を起こしていると必ず続く人が現れる、第二、第三のAdoが出てくるだろうな~と見込んでいたのですが、Adoちゃんが自らそれを造り上げた、そんな感じもするのがファントムシータです。
10月に、生で観られるのが楽しみになってきました。