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映画感想「劇場版ウルトラマンジード つなぐぜ!願い!!」(Filmarksより)

欠かさず劇場で観ているウルトラマン映画だが、今年も例年以上に良かった。

TV版の後日談なのは恒例だが、今回はTVで観られなかった画を徹底的に見せてくれるサービス精神に溢れた、これぞ劇場版と言えるものだった。
舞台が沖縄で、ウルトラシリーズの偉大な脚本家金城哲夫氏へのリスペクトを感じる設定から序盤の進行役になり相変わらず怪しさ満載のジャグラー、アクション映画ばりの酒場での乱闘シーンなど、とにかく映画的で画面が華やか。

リクとガイのやり取り、ラストのジャンボットとの会話など旧作ファンのツボもしっかり突いてくる。
その中でリク=ジードが主人公である事をこれでもかと推してくるし、今回の新しい武器は宿命に打ち勝ったベリアルの息子に相応しい絵面を見せてくれた。


尺が短く、展開が駆け足なのは相変わらずだが、TV版を観てきた人へのプレゼントとして素晴らしい作品なのは間違いないだろう。

ジーっとしてても、ドーにもならねぇ!

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