「M八七」をこよなく愛する、ウルトラファンです
先日、かなり久しぶりに一人カラオケ、ヒトカラに行ってきました。
特に思い立つものがあった訳ではなく、「とりあえず叫ぶか」的なノリでした。年に2,3回は行っていますね。友人とカラオケに行くと歌うより映画鑑賞したり駄弁ったりが長くなってしまいがちなのです(笑)。
大体流れの決まっている、ソロコンサート
今回2時間で歌ったのはこんな感じでした。
大体パターンが決まっていて、好きなJーPOPやV系の後にアニソン、特撮ソングに行きます。新しく覚えた曲の練習を一番最初にやることも多いですね。これは誰かと行った時も同じパターンですが、アニソンタイムの先陣を誰が切るかで駆け引きが発生したり、しなかったり。
今回は全19曲と相成りましたが、一日経った今もちょっと喉が痛いです、ハイ。BLUE BLOODで叫び過ぎましたね、キーもハチャメチャに高いですし。
昨年一番の名曲について
そして昨年から、カラオケに行くと必ず歌っているな~というのがシン・ウルトラマン主題歌、米津玄師さんの「M八七」です。
まず映画自体が大好きというのもありますが、素晴らしい楽曲だと思います。大体主題歌というのは映画のテーマを歌っていたり、主人公目線でその想いを歌っていることが多いです。ではこの曲はどうかといいますと、主人公神永新二が、ウルトラマンことリピアーに向けて言っているような歌詞、に思えます。正しくテーマソングになっているんですね。
ですが私、この曲の気に入っているところは、
「ウルトラマンが大好きな少年時代を過ごした自分」
の歌としても聴いたり、歌ったり出来ることなんですね。
特に2番のAメロ、
「いまに枯れる花が 最後に僕へと語りかけた
「姿見えなくとも 遥か先で見守っている」と」
この詞に泣かされました。
以前別の記事で書きましたが、子供の頃ウルトラマン大好きっ子だった私も十代後半には気持ちが離れており、でも成人してから再び熱がぶり返して今に至ってます。
特に意識していた訳ではありませんが、一時的な「ウルトラマンとの別れ」があったんですね。ですがその間も、ウルトラマンは待っていてくれた。何か、そんな風に受け取れる歌詞だと思えて、1番の純粋にウルトラマンへの憧れを感じさせる詞と相まって、「これは自分の曲じゃないか」と思えたりしました。「痛みを知る ただ一人であれ」、この部分がまさにウルトラマンを表現している、との高い評価があった曲ですがこの部分も勿論、全体を通してとっても「ウルトラマンの主題歌」なんですよね。
名曲です、間違いなく。
今時の「主題歌」は
もう二ヶ月前になりますがこんな記事を書いて、ありがたくも大勢の方に読んでいただけました。
この中で「現代はアーティストが自分の音楽性と作品のテーマを融合させていて、アニソンそのものが高レベルになっている」と述べました。
「M八七」もまさにそんな曲で、米津氏の音楽性とシン・ウルトラマンのテーマ…すら超えてウルトラシリーズそのものを表現した世界観が合致している、とても高次元な楽曲だと思っています。
単純にカラオケで歌うとなるととても難しい曲ですが(米津氏の曲は転調が異様に多い)、やはりウルトラファンとしては押さえたい一曲なんですね。
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