【スト６】テリーの情報を基に、餓狼伝説のアニメの話など
今日の朝、スト６のテリー、トレーラー動画が公開され実装が９月２４日なことも発表されましたね。
また、キャラについての説明もブログで公開されました。
カプエスが正史扱いなのか？など様々な新情報、新概念と同時に参戦となるテリー、確実にストリートファイターの歴史に吹く新しい風になりますね。７つの必殺技、とあるので
・バーンナックル
・ライジングタックル
・クラックシュート
・パワーウェイブ
・パワーダンク
・パワーチャージ
・ファイヤーキック
の、７つでしょうか。それらしき動きもトレーラーから確認できます。突進技４つ…どうなんだそれ、と思わなくもないですが、
一応、他のゲームからのゲスト出演ということで満遍なく持ち技を再現することを意識したのではないかと思います。トレーラーを見るに通常技のリーチもかなり長そうですし、横からガンガン押していくタイプのキャラなのは間違いなさそうです。あと、立ち小Ｐからライジングタックルが出ていたので、下溜めではなく昇龍コマンドのＫＯＦ仕様かもしれませんね。ＫＯＦ９６でコマンド技になったライジングタックルには驚いたものですが、あの技のおかしなところはスコアの高さだったりします（笑）。
アニメ版が最注目されることに…
今回、テリーのＳＡ３「ライジングファング」のモーションが、９０年代に放送されたアニメ版餓狼伝説でテリーが使っていた八極聖拳の奥義、旋風拳を彷彿とさせる…と話題になっています。
私はこれを見て、またも懐かしの記憶を呼び起こされ嬉しくなりました。ＶＨＳテープに録画したものを繰り返し観ていたのを思い出したんですね。
「バトルファイターズ餓狼伝説」と称して、一話限りのテレビスペシャルとして９２年１２月に放送されました。これが好評で、翌年の夏には続編も放送、さらにその次の夏には劇場版まで作られた、いわば最も成功した格ゲーアニメといって良いでしょう、未だに「大張舞」というワードがネット上で囁かれるほど、当時のゲーマーの間では語り草になった作品です。「大張舞」とはこのアニメに出てくる不知火舞を指すネットミームなのですが、これについてはまた、餓狼にまつわる記事で詳しく触れます。
さて、浴びる程観ていた、この餓狼伝説アニメですが数年前にＤＶＤ化され、出回った数が少ないためか現在プレミア化しています。とても手が出せる状態じゃないので、今一度Blu-ray化希望ですね…出たら、買います。当時のビデオテープは流石にもう、持っていませんので。
「そんなに面白かったのか…」とお思いかもしれませんが、アニメとしては至って、普通でした（笑）。ですが当時は格闘ゲームのアニメというだけで喜ばれていたというのがあったんですね。
必殺技の衝撃で建物が崩れたりしているので、もはや格闘技ではありません
１９９４年の末に、餓狼伝説と同じＳＮＫから「真サムライスピリッツ」というゲームが発売され、当時タレントとして活躍していた千葉麗子さんをチャムチャムというキャラのボイスに起用、さらにゲームのテーマソングまで歌いＣＤが発売されたりしました。これについて当時のスタッフのインタビューを断片的に記憶しているのですが、
「そろそろゲームが、他メディアのパロディをやってもいいんじゃないかと」
と書かれていたんですね。
そうです、今ではピンときませんが、この頃のゲームは他のメディアでパロディのネタにされることはあってもその逆はほぼ無かったんですね。なので上記の餓狼アニメも「人気のあるゲームだから、アニメにしてあげようじゃないか」的な空気の中で作られていたと思います。アニメにする際、そのノウハウをゲームキャラにはめ込んでやってみましたという作品で、ところどころにゲームからは逸脱した設定や表現も混ざっていました。これはアニメに限らず、この頃色んなところで描かれていた格ゲーの漫画もそうでしたね。
そんな餓狼アニメ、話の筋としてはわかるのですがテリーが「旋風拳」、これはどう考えても不自然だったわけです。そもそもゲームでは筋肉モリモリに変身したタンフールーが使う、回転しながら真横に移動するシュールな技でした。あれを「格好良い」と思っていた人はいないでしょう、いたらゴメンなさいですが。
それが実際にゲーム内で、キチンと「テリーの技」としてアレンジされてお目見えするわけです。…これはもう、様々なメディアを渡り歩いた３０年以上の格ゲーの歴史が結実した、大きな出来事のように感じられました。
この事実一つで、スト６テリーを早く使ってみたい気持ちにさせられたものです。
テリーは、思いっきり強くていい
テリーについて書いた記事が二本ほどありますが、せっかくの参戦ですしやはり存在感を放ってほしい思いがあります。なので、強くあってもらいたいですね。
つい二日前、「ルーク＆ＪＰだらけだった去年より、豪鬼＆ベガが中心になる今年のほうが面白い」という趣旨の記事も書きました。ゲームキャラ的にどうこう、ということで書きましたが…実はこの意見には、個人的感情がかなり入っています。
それは…
「ポッと出の新キャラがなんで、リュウやケンより強いんだよ」
「豪鬼、ベガは往年のキャラ、それぞれ最強だった時もあるし設定的にも強いキャラである。なので、ゲーム上での性能が優れているのも必然だ」
ということなんですね。常々、ルークが強いとシラけるって言ってきてますが、長年シリーズをやっていてるがゆえの、老害的観点なのでした。
余談ですが、本日豪鬼もマスター到達しました。
なんかピンクに近くて、ダンっぽいのがイヤでしたが
そういう考えを持っているので、ゲスト参戦といえど、これまた長い歴史を持つテリーが強くても納得できるわけです。
早く使って、画面端でガンガン攻めたいですね～。
ＭＯＷでも、テリー使いでしたので
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