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映画感想「劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>」(Filmarksより)

20年ぶりの新作として劇場版がやってきた。

結論から言うと、シティーハンターの面白さが全て凝縮された傑作だった。
ギャグセンスは80年代のもので今、若い世代に受けるか不安になるものだったがそれもまた「らしさ」である。
作風こそ懐かしさがあれ、キャラ造形やビジュアル面では決して古びれていないところが北条司作品のオーラであろうか。

スマホ、ドローンが登場する2019年の社会でも凄腕スイーパー冴羽獠の実力は存分に発揮される。

テーマは
「変わること・変わらないこと」
だと感じた。

序盤のある「写真」がラストへの伏線である事は想像出来たにも関わらず、そのシーンでの獠の台詞が想像以上にキマっていて震えてしまった。
BGM、挿入歌、主題歌の威力も大きい。

娯楽作として、ハイレベルで
実現した事自体が眩しい映画だった。

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