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仮面ライダー1号&2号に変身できるようになりました

去る3月6日、一つの大きな荷物が家に届きました。

大きさに見合った重量もあります

この度、CSMダブルタイフーン発売決定を受け、記念で再販されたCSMタイフーン、ご存じ仮面ライダー1号&2号の変身ベルトです。
発売自体は昨年で、その時は買おうとすら思っていなかったのですが現在、シン仮面ライダーの公開目前という事もあり「仮面ライダー熱」の高まりが決断させるに至りました。

CSMとは、大人の夢

周知の事実だと思いますが、CSMとは「コンプリート・セレクション・モディフィケーション」の略で、児童向けに作られたDXシリーズとは違う「リアルサイズ玩具」です。ディティールは再現の域を超え、ものによっては撮影用の本物そのまま、場合によってはより精巧ではないか、という代物になっています。ウルトラマンシリーズでは「ウルトラレプリカ」というブランドがありますが、CSMは仮面ライダー商品のブランドですね。最近は武器に特化した新ブランドも立ち上がり、クウガのタイタンソードが発売されたのは記憶に新しいところです。
CSMはそのクオリティから当然、高額になっており安いものでもWの一万越え、大方は3万円以上になっています。付属品の多い龍騎やオーズは5万台だったりしますね。とても「オモチャ」の値段ではないのですが、「大人オタク」が増えた今でこそ、の商品ではないでしょうか。

子供の頃、「本物」が欲しかった…玩具はあるけど、これはテレビで見たのとは違う…それくらいは子供でも解る、だからこそ、大人になった今、少し高くても本物が手に入る機会があるのなら…そんな願望に応えてくれるシリーズだからこそ、一定の支持と市場を形成できているのではないかと思います。

これぞ最高傑作(断言)

このCSMですが、私が買うのは4本目になります。

・CSMアークル
・CSMオルタリング
・CSMオーズドライバー
・CSMタイフーン
です。

いずれも完成度高く、満足度はバッチリでしたが今回が最高額にして最上の満足度を得られました。
それはもう、「変身ベルト」の域を超えているからに他なりません。

箱を開けた瞬間


買う「層」を、ちゃんとわかっているメッセージ

私は50年前は生まれていませんが、幼少期雑誌で仮面ライダーを知り、カセットテープで主題歌を聴いたりケイブンシャの大百科で知識を得たりしていました、ついでにBLACK、BLACK RXのリアルタイム世代でもあります。現在は昭和ライダーのDVDは揃えている程のライダーファンですが、この度、満を持してタイフーンを自宅に迎え入れました。

立花レーシングのマークが目に飛び込んできます


クウガ1話の様な、発掘された感


藤岡さんの「共に戦った相棒」です

どうでしょう、このフォルム。
近年のライダーベルトに比べるとシンプル極まりないルックスですが、それがまさしく普段は人間の姿である「改造人間」の象徴でもある気がしますし、50年前の少年たちが憧れた風格を感じます。もうこの、銀色の光沢が神々しさすら感じました。

CSMは変身の再現に留まらず、キャストによる劇中台詞の収録やBGMも多数入っており、それを変身アクションの後に流したり出来てかなり緻密な本編再現が可能です。ギミックが番組通りなのは当然のレベルで、場所が自宅でありながら没入感のある「なりきり遊び」が出来るようになっています。
紹介PVにあったように、このタイフーンは真紅のマフラーに少年仮面ライダー隊エンブレムまで付いています。
音楽、効果音で雰囲気を作り、映像は自分で演ってください、と言わんばかりの充実ぶりです。

初出の際に買わなかった理由として55000円という値段があったのですが、いざ手元に来てみると

「一生ものなので、全然高くはない」

と、思えました。
「50周年だから50万円」とか言われたら流石に無理ですが、その10分の1でいいのなら…とか考えられてしまうほどには内容が素晴らしいものです。

8億円の売り上げ


5桁の番号、純粋に驚きです

専用台座に付いていたシリアルナンバーは15230番。
単純にこの数が売れているのだとしたら、売上金額は8億円以上という計算になります。玩具単品としては異例の数字であることに間違いないでしょう。それは、続けてV3の発売も決定したことが物語っていると言えます。

製作サイドが掲げた「50年後の少年たち」に、その思いは届いたといっていいのではないでしょうか。

段ボールの上で見栄えが悪いですが、とりあえず

ベーターカプセルと並べて、これで

この並びの再現だ!とやっています(笑)。

実際に遊んでみた記録は、また後日書こうと思います。
ともかく、最高の「オタク買い物」でした!

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