【スト6】WW日本大会4の個人的結果と、ゲーム大会の功績を語ってみる
昨日、スト6・ワールドウォーリアー日本大会#4が行われ、私も参加しました。
二週間前の宣言通り、まず一勝したい!というささやかな目標で臨みました(笑)。昨年参加のビーストカップはあえなく初戦敗退でしたので。
環境もPS4版からPC版にチェンジ、前回はダイヤ2でしたが今はマスター(MR1500台をなんとか維持、レベル)ですし、大会自体へのモチベーションもかなり高くなっていました。やるぞぉ~と、普段飲まないエナドリを買ってきたりしたんですね。
結果は……最低限の目標達成!
で、いきなり結果から申しますと、2回戦敗退、ルーザーズの一試合目でも負けて、合計三試合にて諸星だりあの秋は終わりました(高校野球的表現)。
初戦、キャラ的には苦手かつ手強いベガに勝てたのですがその後ケン、リュウと闘い慣れている道着キャラに負けてしまいました。いえ、ただただ相手が上手かっただけですね、キャラはあまり関係ない。
そんな感じで自分の出番的には今回もすぐ終わってしまいましたが、何はともあれ一勝を挙げる!という目標は達成できたので良かったかなって感じです。ゲーミングPC、買って良かった(笑)。
いつも思いますが、大会に出るとそれだけで自身のレベルアップになると感じているんですね。実戦に勝る修行はない、とは某漫画の台詞ですがその通りだと思っています。
理由として、大会では普段の野試合にはない緊張感がありどうしても硬くなります。その後野試合に戻るとそれらから解放され、思考も操作も軽くなるからです。この「比較して柔らかさを得る」というのが、大会の後で成長できる要因だと、ゲーセンでの大会に参加し始めた頃から実感していることです。実際に昨日も、大会の後ランクマッチをやっていましたがいくらか画面がよく見えていた…気がします(笑)。MRは横ばいでしたけどね。
そして昨日、PS4の頃に少し触っていたディージェイを気まぐれでやってみて、思った以上に難しくて悶絶しておりました。おかしいなぁ、簡単で強いキャラだと思っていたのに。コイツもマスターまで行ったら所感を記事にしようかと思っていますが、現在先日のエドモンド本田以上の試合数でダイヤ4です、ちょっとお勉強が必要だと感じています。
「真剣に遊ぶ」ことが世の中を変える
何度か綴ってきましたが、インターネットの無かった時代からゲームセンターで格闘ゲームをやっていた人間として、現在は自宅にいながら全国規模の大会に出場できるその便利さがとてつもないな、と感じています。
私は地方民でしたので、ほぼ全て東京で開催されるゲームの全国大会には縁がありませんでした。結果を雑誌で知る程度でしたが、自分が出たかったかどうかはともかく、好きなゲームで大々的にイベントをやっている…そのことに対する憧れというのは、ずっとあったんですね。
少年時代、「いいなぁ東京」と思った最初の大会がこれですね、ゲーメスト主催のストⅡチャンピオンシップです、子供だったのもありますが東京は遥か遠くのワンダーランドに見えていたものです。今なら、池袋サンシャインシティまで電車一本、アニメ1話観ていれば着きます(笑)。
そして、ウメハラ氏の回顧などで知れ渡っている太刀川政男氏が優勝したことで知られるストⅡダッシュ大会。この頃、まさにこのストⅡダッシュによって全国的に対戦ブームになり、ゲームセンターの在り様まで変わっていった時代です。この大会の盛り上がりようはさぞ凄かったんだろうなと想像できますね。太刀川氏はウメハラ氏との対談動画などがあり、近影はずいぶん貫禄がついていますが目元に当時の面影がありますね。
やがて、90年代後半になるとのちのプロゲーマー達が頭角を現してきます。
これが伝説の始まりですね。格ゲーをやっていて優勝と準優勝の二人を知らない人はいないでしょう、というレベルの両雄の若き日の姿です。
もっともこの頃は、ゲーマーのプロ化などマンガの話だと思われていた時代です(実際、ファミコンロッキーなどにそんな描写はありました)。ですがこの時代の少年達が、成人してもゲームをやり続け、
「ハイレベルなゲームプレイは、人を集められる」
ことを実証したことが、今日のeスポーツ、「格闘ゲーム業界」にまでの発展に繋がったのだと思います。
私自身も、レベルはその域に届いておらずとも足しげくゲーセンに通い、格ゲーに夢中になっていた人間ですから今の状況を本当に誇らしく思いますし、「真剣に遊ぶ」ことは働くことと等しい価値があるのだと、社会人としても伝えていきたい気持ちがありますね。
そんな、世の中さえ変えてきたゲームの大会をこれからも観ていきたいですし、機会があればまた出て行こう、とも思っています。
次の目標は、2回勝つことですね!(笑)