マチーデフさんが「手のひらダンシン」のライナーノーツを教えてくれたよ!
踊らされてんじゃねぇ踊ってんだ
と、nobodyknows+が『エル・ミラドール~展望台の唄~』で言ってました。
というわけで、お疲れ様です。ダリアです。
風邪をひいたので音声は無しです。
note第一回の記事で、板の上に立つタイプの推しがいる人に聴いてほしい日本語ラップ3曲:2019年度版を紹介させていただきました。
音声記事で上げております。
未試聴の方は、記事を聴くのは後でいいので紹介した3曲の方を聴いてください。
【MVの映像もとてもいいのですが、できれば最初は音だけでご自身の推しや現場のことを思い浮かべながら聴いてみていただきたいと思います】
1:CreepyNuts /板の上の魔物
2:Takuya IDE / リアルアマチュア現場アクター
3:マチーデフ / 手のひらダンシン (feat. Cats & SeaSide Village)
さて、この3曲どれもとても素晴らしくて、
1・2曲目は推しがこんな風に考えて板の上に立ってくれてるなら最高だなと思わせてくれる曲です。
3曲目のマチーデフさんの「手のひらダンシン」だけはファンから視点の曲でして、紹介記事では「マチーデフさんは板の上に立つ側のお方のはずなのに実感こもりすぎてて、ご本人の体験から作られてるのでは」と申し上げていたのですが、なんとマチーデフさんご本人から(!)、「体験談ではありません」(!!)と明確に(!!!)お伝えいただきました。
ご本人の体験ではないんですか!?と思わず聞き返してしまったのですが、よく考えなくてもマチーデフさんは既にアイドルにラップ指導をされるほどのお方なので、そりゃ初めての握手会でド緊張なんてしないよな…いやでも昔のお話とかかもしれないし…
「手のひらダンシン」を初めて聴いた時から、
マチーデフさんがこんな初心なファンの立場になるか今更⁉
ってのが頭を過ぎらないでもなかったのですが、
それ以上にこの曲がすごくとてもとんでもなくファンの心理を掴んでいて、
アイドルを初めて知った時から現場に足を運び接触した場面の
緊張や感動や言い訳や決意まで如実に描写されていて、
それでいてすごく前向きな曲なので聴いてると
自分のオタ活もまた頑張ろうと思える曲なんですよ。
とても共感する曲だったんです。
で、この曲を出された時のマチーデフさんご本人によるライナーノーツを教えていただきました。
>しかしアイドルはその「とにかく好き」を全力で受け止めてくれる。
>片想いし放題、愛を注ぎ放題、これがアイドルの魅力なんじゃないだろうかと思うようになった。
>オタの方たちにとってアイドルの笑顔やパフォーマンスは最高の見返りであり、夢を見させてくれる対象がいる事がもうとにかくハッピーなのだ。
>アイドルオタ、なんてピュアなんだろうか。
>僕はいつしか、アイドルではなくアイドルオタに心を打たれるようになった。
(引用:上記リンク)
マチーデフさんご本人の体験談ではないけど、
マチーデフさんが実際に見てこられた現場の描写であることは
間違いないようです。
アイドルを応援するファンの方々への眼差しで作られた曲だったのですね。
その優しさにあふれた観察眼がすごい。
”ファン” は ”アーティスト” を映す鏡だと言われるけど、
"ファンとアーティスト" を映し出したのがこの曲なら、
マチーデフさんが見ていた現場にいる方々も、
とても充実したオタ活をされてたんだろうなと思いますし、
アイドルの皆様の努力の賜物だったのだろうと思います。
こういう現場が多いといいな。
片想いし放題、愛を注ぎ放題なことへの一方的な無責任さとかで
(一人で勝手に)頭抱える日もないわけではないのですが、
マジごめんでも好き今日もSNS更新ありがとうと推しに感謝して
私も次の現場へ備えます。
いやーでもさーーでもさーーーーーーーー。
マチーデフさんってメイドカフェでMV録ったりされてるんだもん
「Untouchable」と「手のひらダンシン」はとある男の人生のお話として
繋がってるのかなって思っちゃうでしょ、ねぇ??
同じ Untouchable という単語使っていても、
Zeebraとマチーデフでは全然違うのが
また面白かったりするんですよね。
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